Bar White River 白河と石神井をこよなく愛する呑んだくれ・喰いだおれの日記
太田和彦氏の著書『東京 大人の居酒屋』には55店の大人の居酒屋が紹介されているが、
そのトップバッターにあげられているのが自由が丘の「金田」だ。
創業はなんと昭和11(1936)年、今年で創業75年を迎える。
前々から訪問の機会をうかがっていたが、この日実現した。

自由が丘北口から歩いて1分ほどにある。

店に入るとコの字のカウンターが二つある。
この店に集う「大人」はみんな60代、70代、さらには80代のようで、
私のような「ひよっこ」が背広姿でひとり座るのはかえって目立つ。
席に着くやいつもの癖で「生ビールを。」と言ってしまった。
こういう店では瓶ビールの方がしっくりいったなと、のっけから失敗。
このへんがやはり「ひよっこ」だ。

手書きのお品書きは毎日変わるようだ。
美味そうなものばかりでなかなか決まらない。
さて、ここから私は何を頼んだか?

結局、私の定番であり、肴基準にしている「シメサバ」を頼む。

それと串ものが食べたくなり、ひな焼鳥とウナギクリカラ焼をオーダー。

カウンターを囲む人生の大先輩達はみんな「お酒」を飲んでいる。
そうだよな。
かつては、お酒と言えばあたりまえのように燗酒で、
みんな徳利を傾けながらしみじみと晩酌を楽しんだものだ。
こうやって毎晩ゆるりとお酒を愉しみながら、
ここにいる「大人」のみなさんがこの日本を築いてきたんだよな。
俺もがんばんなきゃ。
「お酒をお願いします」

大好きなアナゴの唐揚げがあるぞ。
これは逃せない。

お酒をじっくり飲みながら、白えびも追加。


泥酔や口論を嫌い、静かになごやかに飲む酒場を目指し、
いつしか「金田酒学校」と呼ばれ、若い山口瞳や伊丹十三、吉行淳之介らもカウンターに並んだ。
~太田和彦『東京 大人の居酒屋』毎日新聞社
私も金田酒学校でお酒の楽しみ方を一から教わったような思いがしたのだった。
金田
目黒区自由が丘1-11-4
03-3717-7352
そのトップバッターにあげられているのが自由が丘の「金田」だ。
創業はなんと昭和11(1936)年、今年で創業75年を迎える。
前々から訪問の機会をうかがっていたが、この日実現した。

自由が丘北口から歩いて1分ほどにある。

店に入るとコの字のカウンターが二つある。
この店に集う「大人」はみんな60代、70代、さらには80代のようで、
私のような「ひよっこ」が背広姿でひとり座るのはかえって目立つ。
席に着くやいつもの癖で「生ビールを。」と言ってしまった。
こういう店では瓶ビールの方がしっくりいったなと、のっけから失敗。
このへんがやはり「ひよっこ」だ。

手書きのお品書きは毎日変わるようだ。
美味そうなものばかりでなかなか決まらない。
さて、ここから私は何を頼んだか?

結局、私の定番であり、肴基準にしている「シメサバ」を頼む。

それと串ものが食べたくなり、ひな焼鳥とウナギクリカラ焼をオーダー。

カウンターを囲む人生の大先輩達はみんな「お酒」を飲んでいる。
そうだよな。
かつては、お酒と言えばあたりまえのように燗酒で、
みんな徳利を傾けながらしみじみと晩酌を楽しんだものだ。
こうやって毎晩ゆるりとお酒を愉しみながら、
ここにいる「大人」のみなさんがこの日本を築いてきたんだよな。
俺もがんばんなきゃ。
「お酒をお願いします」

大好きなアナゴの唐揚げがあるぞ。
これは逃せない。

お酒をじっくり飲みながら、白えびも追加。


泥酔や口論を嫌い、静かになごやかに飲む酒場を目指し、
いつしか「金田酒学校」と呼ばれ、若い山口瞳や伊丹十三、吉行淳之介らもカウンターに並んだ。
~太田和彦『東京 大人の居酒屋』毎日新聞社
私も金田酒学校でお酒の楽しみ方を一から教わったような思いがしたのだった。
金田
目黒区自由が丘1-11-4
03-3717-7352
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実に洗練されたお店でした。
こういうお店ではお酒の銘柄がどうのこうのじゃないんですよねぇ。
02
05
19:24
金田学校へ行かれましたか!
親爺は、専ら、太田教の教本でしか存じ上げません。。
たしか、1~2名で行くと1階。
大勢で行くと2階でしたね。
親爺も、いつしか金田先生の薫陶を受けたいと、心から思っております。。
02
04
23:08
けー
食べられた肴は私の好物ばかりです。
白河にも、こんなお店があったらいいですね。
02
04
12:37
ばるべにー
そうですね。この日もグループ客が2階には大勢いたようです。
カウンターはぎっしりでした。
ぜひ、太田教信者としては一度足を運んでみて下さい。
02
05
19:27