Bar White River 白河と石神井をこよなく愛する呑んだくれ・喰いだおれの日記
赤坂の「まるしげ夢葉家」で修行した若き店主が2年ほど前にオープンさせた「釉月」だ。
以前からどうしても一度足を運んでみたいと思っていた。
私が好きなお店の共通点は、
①個人店で店主に心意気がある。
②日本酒の揃いがいい。
③シンプルながら手の込んだ料理が並ぶ
④お店が広くない
⑤カウンターで店主とお話ができる
この条件をはじめから満たすお店であるかどうかは、
「ぐるなび」や「食べログ」だけではなかなかわからない。
いいと思ったお店が「ハズレ」ということもよくあることだ。
そんな「ハズレ体験」はなるべく避けたいので
あれこれ「釉月」を調べていたら、いざ酔い日記というブログで頻繁に取り上げられていて、
このお店なら間違いないと確信してこの日の訪問となったのであった。

メニューも毎日変わるようだ。

白魚のお通し。

日本酒メニューは冷やでも燗でも旨い好みのお酒が並んでいる。
燗酒は一合だけだが、冷やは半合で提供してくれるのは、
あれこれ飲みたい私にはありがたいお店だ。

まずは、而今(三重)と遊穂(石川)の冷やでスタート。

生牡蠣。ミルキーだ。
ミルキー以外の語彙を持ち合わせていないところが、情けない。

お刺身は、かわはぎの肝和えとカツオとしめ鯖を少しずつもってもらう。

肝が身にはじめから和えてあって、これはお酒が進みまくる。

豊賀(とよか 長野)

和らぎ水を頼むと、すてきな瓶で登場。

大好きな穴子はフライだ。フライはあまり食べたことがなかったな。

自家製のタルタルが最高だ。
このタルタルソースの中に飛び込みたいくらいだ。

鳳凰美田(栃木)

白子は塩焼きで。
塩加減がほどよく、焼き加減も半レアな感じがいい。

美和桜(広島)

ここで燗酒にスイッチ☆
天野酒(大阪)

白影泉(兵庫)

おとなりにおひとりの常連さんが入ってこられ、
お話をする。
この日は、赤坂の「まるしげ夢葉家」でスタートし、
四谷にある、やはり「まるしげ」で修行された方のお店に寄り、
「まるしげ」つながりで3軒目にここへ流れ着いたという。
その方が、席に着くなりまっさきにポテサラを小さいサイズで頼まれたので、
「ポテサラ気になっていたんですよ」というと、
「ここのポテサラは東京一ですよ」と豪語するではないか。
これは頼まずにはいられない。
店主に小さいサイズいいですかとお願いしたら、
はじめて来店した「新参者」なのに嫌な顔ひとつせず、出してくれた。
こういう気持ちもぐぐっと来ちゃうんだよね。
ベーコンを使っている。
コクがあって、うまい!

銀杏の季節だ。
燗酒のアテとして大好きなのだ。

小松菜のそぼろ炒め。

〆は豊潤(大分)

20年ぶりに復活させた蔵のお酒なんだね。

人形町は少し足を伸ばしづらいのだが、
このお店は別格だ。
久々のクリーンヒット!
いいお店を見つけたぞ。
釉月(ゆうげつ)
中央区日本橋富沢町6-6 ホワイトセブン B1F
03-5640-0773
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見せてはいけないものを見せてしまいました(笑)
☆じゅんじさんにもぜひ行ってもらいたいお店ですね。
12
02
22:14
☆じゅんじ
「豊賀」の、しらかば錦は大好きです
12
01
00:16
見てはいけないものを見てしまった
また、東京の行ってみたいお店が増えてしまったじゃないですか
体が(肝臓も)いくつあっても足りないです
12
01
00:14
だいぶおつかれのようですね。。。
そろそろ栄養補給に行きますか?(笑)
11
30
21:55
こちらのお店は、絶対けーさんも気に入りますよ☆
東京出張の折に足を伸ばしてみて下さい。
11
30
21:54
けー
また名前を入れるの忘れてしまいました。
さっきの私です。
↓
↓
11
30
17:42
美味しそうな日本酒、料理が揃ってますね。
特に料理が良さそうですね。
しめ鯖の〆具合も好みです。
穴子フライは食べた事が無いので、食べてみたいです。
とにかく良いお店ですね。
11
30
17:40
ばるべにー
豊賀は小さな蔵なんですよね。
細かいスペックはわかりませんが、好みのお酒でした。
12
02
22:15