Bar White River 白河と石神井をこよなく愛する呑んだくれ・喰いだおれの日記
下野国足利荘は、八幡太郎の名で知られる源義家の子、源義国が所領としていた。
そして、義国の子、足利義康が源姓足利氏の祖となる。
新田義貞で知られる新田氏の祖も、
義国の子の義重なので、足利氏と新田氏は同祖となる。
この鑁阿寺(ばんなじ)は、
足利義康の子、足利義兼が1196(建久七)年に持仏堂を建てたのがはじまりといわれ、
その子、義氏が足利氏一門の氏寺として整備した。
もともと足利氏の邸宅だった地なので、寺の周囲は堀で囲まれ、四方に門があるのは
当時の武家の屋敷の名残である。

正式な寺号は「金剛山 仁王院 法華坊 鑁阿寺」

経堂
このなかには足利15代将軍の木像が陳列されているので、拝観料を払って見学。

大銀杏

多宝塔

昭和レトロな写真館のある路地を抜けていく。

この写真館、ロケ地としてよく使われているらしい。
映画『八日目の蝉』にも出てるようだ。
原作を読んで、檀れいのドラマ版は見たけど、永作博美の映画版は見てないや。
福家警部補の挨拶でも、このふたりはかぶってるんだよね。
NHK版が永作、フジ版が檀れいって。
こういうことってあるんだね。。。

足利尊氏像

▼ちなみに昔は足利尊氏と習ったこの肖像画。
近年の研究で尊氏ではないとされていますので、ご注意を。
では、これは誰なのか? 執事の高師直の説が有力だ。

「日本最古の学校」といわれる足利学校。
20年ぶりくらいに訪ねたが、ずいぶんと復原整備され、観光客で賑わっていた。

足利学校は、関東管領上杉憲実が15世紀前半に再興したと教科書では習うが、
ではいつから足利学校はあるのか?
これには諸説あり判然としないようだ。
①奈良時代の国学の遺制説
②平安時代の小野篁説
③鎌倉時代の足利義兼説
①と③では、だいぶ時代に開きがあるが、
これで「日本最古の学校」って言えるのかな???

ザビエルが「坂東の大学」と賞賛したのは事実で、
中世から近世にかけて長く足利学校は繁栄したのだ。


足利まで来たのだから、「ココ・ファーム・ワイナリー」にも寄って帰ろう。
ココ・ファームのワインは2000年の九州沖縄サミットの晩餐会で供されたことで有名になり、
無農薬栽培の葡萄でつくられた国産ワインとして人気がある。

「ココ・ワイナリーファーム」はその設立経緯が興味深いのだ。
以下、ホームページより抜粋
1950年代、栃木県足利市の特殊学級の中学生たちとその担任教師(川田昇)によって山の急斜面に葡萄畑が開墾されました。
1969年、この葡萄畑の麓で、指定障害者支援施設こころみ学園(社会福祉法人こころみる会運営)がスタートしました。
知的障害を持った人たちと葡萄畑でワインづくりを考えましたが、社会福祉法人には葡萄をワインにするための果実酒製造免許が下付されないため、1980年、一般の事業所である有限会社が、こころみ学園園長 川田昇の考えに賛同する父兄たちにより設立され、1984年有限会社樺崎産業(後のココ・ファーム・ワイナリー)として酒類製造免許を取得しました。有限会社ココ・ファーム・ワイナリーは、知的障害を持った人たちをはじめ、みんながいきいきと力を発揮できることを目的としていてつくられた会社です。
この急斜面がすべてが葡萄畑。
驚きだ。

併設のカフェなどではワインと食事が楽しめるようだが、
車なのでパス。

駐車場がほぼ満車だったので、カフェも満席だ。

もいで食べたい(笑)

車なので試飲もできない。
お土産で買って帰ろう。




ちょうど敬老の日を前に、
ワイン好きの父へのプレゼントを買うことができてよかった。

北関東道を使うと、外環大泉からあっという間だったな。
森高千里の渡良瀬橋♬にも寄れなかったのが心残りなのだ。
ココ・ファーム・ワイナリー
栃木県足利市田島町611
0284-42-1194
そして、義国の子、足利義康が源姓足利氏の祖となる。
新田義貞で知られる新田氏の祖も、
義国の子の義重なので、足利氏と新田氏は同祖となる。
この鑁阿寺(ばんなじ)は、
足利義康の子、足利義兼が1196(建久七)年に持仏堂を建てたのがはじまりといわれ、
その子、義氏が足利氏一門の氏寺として整備した。
もともと足利氏の邸宅だった地なので、寺の周囲は堀で囲まれ、四方に門があるのは
当時の武家の屋敷の名残である。

正式な寺号は「金剛山 仁王院 法華坊 鑁阿寺」

経堂
このなかには足利15代将軍の木像が陳列されているので、拝観料を払って見学。

大銀杏

多宝塔

昭和レトロな写真館のある路地を抜けていく。

この写真館、ロケ地としてよく使われているらしい。
映画『八日目の蝉』にも出てるようだ。
原作を読んで、檀れいのドラマ版は見たけど、永作博美の映画版は見てないや。
福家警部補の挨拶でも、このふたりはかぶってるんだよね。
NHK版が永作、フジ版が檀れいって。
こういうことってあるんだね。。。

足利尊氏像

▼ちなみに昔は足利尊氏と習ったこの肖像画。
近年の研究で尊氏ではないとされていますので、ご注意を。
では、これは誰なのか? 執事の高師直の説が有力だ。

「日本最古の学校」といわれる足利学校。
20年ぶりくらいに訪ねたが、ずいぶんと復原整備され、観光客で賑わっていた。

足利学校は、関東管領上杉憲実が15世紀前半に再興したと教科書では習うが、
ではいつから足利学校はあるのか?
これには諸説あり判然としないようだ。
①奈良時代の国学の遺制説
②平安時代の小野篁説
③鎌倉時代の足利義兼説
①と③では、だいぶ時代に開きがあるが、
これで「日本最古の学校」って言えるのかな???

ザビエルが「坂東の大学」と賞賛したのは事実で、
中世から近世にかけて長く足利学校は繁栄したのだ。


足利まで来たのだから、「ココ・ファーム・ワイナリー」にも寄って帰ろう。
ココ・ファームのワインは2000年の九州沖縄サミットの晩餐会で供されたことで有名になり、
無農薬栽培の葡萄でつくられた国産ワインとして人気がある。

「ココ・ワイナリーファーム」はその設立経緯が興味深いのだ。
以下、ホームページより抜粋
1950年代、栃木県足利市の特殊学級の中学生たちとその担任教師(川田昇)によって山の急斜面に葡萄畑が開墾されました。
1969年、この葡萄畑の麓で、指定障害者支援施設こころみ学園(社会福祉法人こころみる会運営)がスタートしました。
知的障害を持った人たちと葡萄畑でワインづくりを考えましたが、社会福祉法人には葡萄をワインにするための果実酒製造免許が下付されないため、1980年、一般の事業所である有限会社が、こころみ学園園長 川田昇の考えに賛同する父兄たちにより設立され、1984年有限会社樺崎産業(後のココ・ファーム・ワイナリー)として酒類製造免許を取得しました。有限会社ココ・ファーム・ワイナリーは、知的障害を持った人たちをはじめ、みんながいきいきと力を発揮できることを目的としていてつくられた会社です。
この急斜面がすべてが葡萄畑。
驚きだ。

併設のカフェなどではワインと食事が楽しめるようだが、
車なのでパス。

駐車場がほぼ満車だったので、カフェも満席だ。

もいで食べたい(笑)

車なので試飲もできない。
お土産で買って帰ろう。




ちょうど敬老の日を前に、
ワイン好きの父へのプレゼントを買うことができてよかった。

北関東道を使うと、外環大泉からあっという間だったな。
森高千里の渡良瀬橋♬にも寄れなかったのが心残りなのだ。
ココ・ファーム・ワイナリー
栃木県足利市田島町611
0284-42-1194
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10/25に鑁阿寺で「第2回ばんな寺純米酒祭り」が開催されるようです
http://www.musicsecurities.com/blog/artist_article.php?ba=b10760a30687
10
14
05:05
ばるべにー
お返事遅くなりました。
鑁阿寺でこんなイベントやっていたんですね。
魅力的なイベントでとっても行きたいのですが、
土曜日ですと厳しいなぁ~
しかも車じゃ飲めないし・・・
10
19
09:08