Bar White River 白河と石神井をこよなく愛する呑んだくれ・喰いだおれの日記
さぁー、今日も歩くぞ-!
梅雨の晴れ間のこの日、また気温がぐんぐん上がりそうだ。
「なんで、わざわざこんな日に歩くのぉ?」と学校に行く前の娘に言われる。
「汗をダラダラかきながら歩くのが気持ちいいんだよ」と父。
「変態だね」
「・・・・・・。」
変態だろうがなんと言われようが、歩きたいのだからいいじゃないかっ!
この日は、これまでとは違ってご近所ウォーキングではない。
子ども達を見送ったあと、
私も身支度を調え出発。
まずは、都営地下鉄三田線板橋本町駅まで電車移動。
ここは旧中山道の板橋宿があったあたりなのだ。
そう今回のウォーキングは、旧中山道を歩いて日本橋を目指すのだ。
日本橋まで二里三十三町四間。
11km462mである。

そういえば、「旧中山道」を「1日中山道」(いちにちじゅうやまみち)と読んだアナウンサーがいたっけ(笑)

少し歩くと「縁切榎」なる名所があらわれる。
幕末、和宮降嫁では、警備上の理由から東海道ではなく中山道が使われたが、
その際にわざわざこの「縁切榎」を迂回したというのだから驚きだ。

いまでも縁を切りたいという人たちが絵馬を納めているようだが、
とても読めないようなおっかない願い事ばかりで、これまた驚いた。
ここは早く立ち去ろう。

板橋宿は中山道最初の宿場であり、
日本橋方面から来ると平尾宿・仲宿・上宿と1.7kmにわたって賑わっていた。


石神井川にかかる「板橋」が見えてきた。

これこそが「板橋」の地名の由来だ。


石神医院という病院の前に看板を発見!

蛮社の獄(1839)で永牢となった高野長英は伝馬町の牢獄の火災に乗じて、逃亡。
その際に一時期かくまわれたのが、この水村玄洞宅というわけだ。
高野長英の6年4ヶ月に及ぶ逃亡を描いた吉村昭の『長英逃亡』をもう一度読みたくなったな。

板橋宿をどんどん歩こう。


ついつい銭湯もチェックしてしまう。

板橋駅そばの埼京線の踏切だ。

赤羽線ってのが懐かしい。
埼京線ができるまでは池袋~赤羽間4駅だけの路線だったものね。

踏切を渡り板橋駅北口にちょっと寄り道。
近藤勇の墓所があるのだ。

新撰組局長であった近藤勇は板橋宿付近でとらえられ処刑されたのち、
ここに葬られたのだ。



幕末に思いを馳せながら、旧中山道へ戻る。

滝野川に来ると「亀の子たわし」の本店を発見。
ショップもあったが立ち寄らなかった。いまになって後悔・・・

明治通りを渡り、大正大学の「さざえ堂」を過ぎて、庚申塚へ。

都電庚申塚駅だ。
今度、都電の早稲田~三ノ輪橋まで沿線を歩くのも楽しそうだな。

巣鴨地蔵通りが見えてきた。

その入り口横に「巣鴨の庚申塚」がある。

地蔵通りに入ると以前は石神井公園にあったお蕎麦の名店「菊谷」があった。
この日は定休日なのでシャッターが降りていて残念。

ここが赤パンツで有名なマルジかぁ!

おばあちゃんの原宿にはじめて来たが、竹下通りよりよっぽど楽しい(笑)

「とげ抜き地蔵」にお詣りして休憩しよう。


休憩おしまい。
また歩き出す。

白山通りに出て、南下する。
巣鴨駅。

途中、なつかしいラーメン屋に出会う。
「千石自慢ラーメン」だ。
大学時代によくここまで足を伸ばして背脂ぎっとぎとのラーメンを食べたものだ。
そのころは小汚い店舗だったが、いまはきれいな店構えだ。

東洋大学の横を抜け、本郷通りにぶつかる。

東大生になった気分で歩く(笑)

正門

赤門

旧加賀藩主前田家上屋敷の御守殿門であり、
1827年に第12代藩主前田斉泰が第11代将軍徳川家斉の第21女、溶姫を迎える際に造られた。(Wikipedia)

サッカーミュージアムの横を過ぎる。
ワールドカップは残念だったけど、かつては出場することすら叶わなかったのだから、
日本のサッカーはこの20年で随分成長してるよ。
次のロシア大会に向けてまた応援しよう!

湯島聖堂。

神田明神。

あと2kmの表示。
もう一踏ん張りだ。

昌平橋交差点を左折秋葉原へ。

秋葉原は最近まったく縁のない場所だなぁー

万世橋を渡る。
肉の万世をみると白河を思い出してしまう。

万世橋から昌平橋を眺める。
交通博物館があったころはこのあたりよく来ていたんだけどな。

神田駅を抜ける。

日本橋三越が見えてきた。
あと少しだ。
檀れいに励まされ、ラストスパート!

日本橋界隈のウォーキングも楽しそうだな。

三井本館

日本橋が目前だぁ!

着いたぁ!!!
板橋本町駅から2時間40分で日本橋に到着。
このスピードが速いのか遅いのか、それはわからないけれど、
昔の人はこんな距離は当たり前のようにスイスイ歩いていたのだから、
健脚だったのだなと感心する。
道だって、靴だっていまより良くなかったのに・・・


すべての道路の基準はここにあるのだ。


小泉首相のころに、日本橋の上を走る首都高を地下にしようなんて話しが出たけど、
その後結局立ち消えになってしまったなぁ。
たしかに日本橋の上の首都高はちょっと残念だ。。。

東野圭吾の小説・映画で有名になった「麒麟の翼」。

映画で父親役を演じた中井貴一が実によかったなぁ~

完歩したらとたんにお腹が空きだした。
のども渇いたぞ。
せんとくんのすぐそばにある、あのお店へ行こう!

今日のがんばったご褒美は「蛇の市本店」でのランチだぁ♪
もとよりこれが目的で日本橋をゴールの設定して歩いてきたわけだけどね(笑)

蛇の市本店
中央区日本橋室町1丁目6−7
03-3241-3566
久々の「蛇の市」さん。
五代目にはあらかじめウォーキングしてからお邪魔するとメールをしていた。
カウンターに座り、みなさんにご挨拶。
ランチタイムははじめてだったので、
四代目にもはじめてお会いできてご挨拶ができた。
トイレで着替えさせてもらって、まずは生ビールをいただく。
ぷふぁー

変態と娘に言われようが、
この極上の1杯がたまらないから汗ダラダラかいても父は歩くのだ(笑)
早速、夏酒を五代目にお任せし、
「豊賀」(長野)から。
いろいろ飲めるようにと猪口っとずつ出してくれる気配りがありがたい。

となれば、ランチのにぎりの前に、すこしおつまみをいただくことに。
白えび。

「古伊万里 前」(佐賀) これははじめて飲むなぁ~


「越前岬」(福井) これまたお初だ。

「鍋島 Summer Moon」(佐賀)

「華姫桜 雄町」(愛媛) またまたはじめてだ。

そしてにぎりをいただく。

本当はここにもう1貫あったはずだけど、食べちゃった。。。
しかも何だったか覚えていない。。。


「蛇の市」での昼酒、いいことを覚えてしまった。
はまりそうだ・・・。

結局、またしても“プラマイゼロ”なウォーキングになってしまったが、
歴史散策を兼ねたウォーキングは一石二鳥、いや昼酒も入るから一石三鳥で楽しいなぁ。
次回は旧東海道品川宿あたりを攻めてみようかな。
五代目、ごちそうさまでした!
梅雨の晴れ間のこの日、また気温がぐんぐん上がりそうだ。
「なんで、わざわざこんな日に歩くのぉ?」と学校に行く前の娘に言われる。
「汗をダラダラかきながら歩くのが気持ちいいんだよ」と父。
「変態だね」
「・・・・・・。」
変態だろうがなんと言われようが、歩きたいのだからいいじゃないかっ!
この日は、これまでとは違ってご近所ウォーキングではない。
子ども達を見送ったあと、
私も身支度を調え出発。
まずは、都営地下鉄三田線板橋本町駅まで電車移動。
ここは旧中山道の板橋宿があったあたりなのだ。
そう今回のウォーキングは、旧中山道を歩いて日本橋を目指すのだ。
日本橋まで二里三十三町四間。
11km462mである。

そういえば、「旧中山道」を「1日中山道」(いちにちじゅうやまみち)と読んだアナウンサーがいたっけ(笑)

少し歩くと「縁切榎」なる名所があらわれる。
幕末、和宮降嫁では、警備上の理由から東海道ではなく中山道が使われたが、
その際にわざわざこの「縁切榎」を迂回したというのだから驚きだ。

いまでも縁を切りたいという人たちが絵馬を納めているようだが、
とても読めないようなおっかない願い事ばかりで、これまた驚いた。
ここは早く立ち去ろう。

板橋宿は中山道最初の宿場であり、
日本橋方面から来ると平尾宿・仲宿・上宿と1.7kmにわたって賑わっていた。


石神井川にかかる「板橋」が見えてきた。

これこそが「板橋」の地名の由来だ。


石神医院という病院の前に看板を発見!

蛮社の獄(1839)で永牢となった高野長英は伝馬町の牢獄の火災に乗じて、逃亡。
その際に一時期かくまわれたのが、この水村玄洞宅というわけだ。
高野長英の6年4ヶ月に及ぶ逃亡を描いた吉村昭の『長英逃亡』をもう一度読みたくなったな。

板橋宿をどんどん歩こう。


ついつい銭湯もチェックしてしまう。

板橋駅そばの埼京線の踏切だ。

赤羽線ってのが懐かしい。
埼京線ができるまでは池袋~赤羽間4駅だけの路線だったものね。

踏切を渡り板橋駅北口にちょっと寄り道。
近藤勇の墓所があるのだ。

新撰組局長であった近藤勇は板橋宿付近でとらえられ処刑されたのち、
ここに葬られたのだ。



幕末に思いを馳せながら、旧中山道へ戻る。

滝野川に来ると「亀の子たわし」の本店を発見。
ショップもあったが立ち寄らなかった。いまになって後悔・・・

明治通りを渡り、大正大学の「さざえ堂」を過ぎて、庚申塚へ。

都電庚申塚駅だ。
今度、都電の早稲田~三ノ輪橋まで沿線を歩くのも楽しそうだな。

巣鴨地蔵通りが見えてきた。

その入り口横に「巣鴨の庚申塚」がある。

地蔵通りに入ると以前は石神井公園にあったお蕎麦の名店「菊谷」があった。
この日は定休日なのでシャッターが降りていて残念。

ここが赤パンツで有名なマルジかぁ!

おばあちゃんの原宿にはじめて来たが、竹下通りよりよっぽど楽しい(笑)

「とげ抜き地蔵」にお詣りして休憩しよう。


休憩おしまい。
また歩き出す。

白山通りに出て、南下する。
巣鴨駅。

途中、なつかしいラーメン屋に出会う。
「千石自慢ラーメン」だ。
大学時代によくここまで足を伸ばして背脂ぎっとぎとのラーメンを食べたものだ。
そのころは小汚い店舗だったが、いまはきれいな店構えだ。

東洋大学の横を抜け、本郷通りにぶつかる。

東大生になった気分で歩く(笑)

正門

赤門

旧加賀藩主前田家上屋敷の御守殿門であり、
1827年に第12代藩主前田斉泰が第11代将軍徳川家斉の第21女、溶姫を迎える際に造られた。(Wikipedia)

サッカーミュージアムの横を過ぎる。
ワールドカップは残念だったけど、かつては出場することすら叶わなかったのだから、
日本のサッカーはこの20年で随分成長してるよ。
次のロシア大会に向けてまた応援しよう!

湯島聖堂。

神田明神。

あと2kmの表示。
もう一踏ん張りだ。

昌平橋交差点を左折秋葉原へ。

秋葉原は最近まったく縁のない場所だなぁー

万世橋を渡る。
肉の万世をみると白河を思い出してしまう。

万世橋から昌平橋を眺める。
交通博物館があったころはこのあたりよく来ていたんだけどな。

神田駅を抜ける。

日本橋三越が見えてきた。
あと少しだ。
檀れいに励まされ、ラストスパート!

日本橋界隈のウォーキングも楽しそうだな。

三井本館

日本橋が目前だぁ!

着いたぁ!!!
板橋本町駅から2時間40分で日本橋に到着。
このスピードが速いのか遅いのか、それはわからないけれど、
昔の人はこんな距離は当たり前のようにスイスイ歩いていたのだから、
健脚だったのだなと感心する。
道だって、靴だっていまより良くなかったのに・・・


すべての道路の基準はここにあるのだ。


小泉首相のころに、日本橋の上を走る首都高を地下にしようなんて話しが出たけど、
その後結局立ち消えになってしまったなぁ。
たしかに日本橋の上の首都高はちょっと残念だ。。。

東野圭吾の小説・映画で有名になった「麒麟の翼」。

映画で父親役を演じた中井貴一が実によかったなぁ~

完歩したらとたんにお腹が空きだした。
のども渇いたぞ。
せんとくんのすぐそばにある、あのお店へ行こう!

今日のがんばったご褒美は「蛇の市本店」でのランチだぁ♪
もとよりこれが目的で日本橋をゴールの設定して歩いてきたわけだけどね(笑)

蛇の市本店
中央区日本橋室町1丁目6−7
03-3241-3566
久々の「蛇の市」さん。
五代目にはあらかじめウォーキングしてからお邪魔するとメールをしていた。
カウンターに座り、みなさんにご挨拶。
ランチタイムははじめてだったので、
四代目にもはじめてお会いできてご挨拶ができた。
トイレで着替えさせてもらって、まずは生ビールをいただく。
ぷふぁー

変態と娘に言われようが、
この極上の1杯がたまらないから汗ダラダラかいても父は歩くのだ(笑)
早速、夏酒を五代目にお任せし、
「豊賀」(長野)から。
いろいろ飲めるようにと猪口っとずつ出してくれる気配りがありがたい。

となれば、ランチのにぎりの前に、すこしおつまみをいただくことに。
白えび。

「古伊万里 前」(佐賀) これははじめて飲むなぁ~


「越前岬」(福井) これまたお初だ。

「鍋島 Summer Moon」(佐賀)

「華姫桜 雄町」(愛媛) またまたはじめてだ。

そしてにぎりをいただく。

本当はここにもう1貫あったはずだけど、食べちゃった。。。
しかも何だったか覚えていない。。。


「蛇の市」での昼酒、いいことを覚えてしまった。
はまりそうだ・・・。

結局、またしても“プラマイゼロ”なウォーキングになってしまったが、
歴史散策を兼ねたウォーキングは一石二鳥、いや昼酒も入るから一石三鳥で楽しいなぁ。
次回は旧東海道品川宿あたりを攻めてみようかな。
五代目、ごちそうさまでした!
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蛇の市 五代目
うわー、こんなに歩いてたんですね。今度は別ルートで日本橋に遊びに来てください。お待ちしてまーす。
07
02
08:02
ばるべにー
そうですね。今度は千住あたりから日本橋を目指してみようかな♪
また昼酒よろしくお願いしま~す!
07
04
19:44