九時半から三合半 【ぐいのみ大】

この日はとあるセミナーに参加した。

終了時刻が予定より遅くなり、
時計の針が21時を回っている。

明日も5時起きなのでまっすぐ帰った方がいいと頭ではわかっているのだが、
どうにもこうにも腹が減って、喉が渇いたのだ。


「ちょこっとだけだぞ」と自分によくよく言い聞かせて大塚駅で下車。

そして南口の「ぐいのみ大」へ。


湘南ビールで一気に喉の乾きをとる。


すぐさま日本酒へ。
「十九」（長野）


ごぼうの唐揚げ


お刺身３点盛り


「大信州」（長野）


しらすのピザ


「白鴻」（広島）


もうそろそろ時期も終わりだねってことで「ほたるいか」も追加。


最後は「陸奥八仙」のおりがらみ（青森）



すごい勢いで食べて飲んでしまった。

それでも明朝スキッと起きられるのは、
きちんと醸された日本酒を飲んでいるからなんだよね。

「日本酒は次の日に残るから苦手です・・・」という人は、
いい日本酒に出会えていないんだろうなぁ。

先日のニュースで2011年度の日本酒の出荷量が
16年ぶりに前年度を上回ったという。

東日本大震災の復興支援で東北地方のお酒の消費量が大きく伸びたことが
その大きな要因のようだ。

いずれにせよずっと減少していた日本酒の出荷量が上昇に転じたことは嬉しい。
復興支援による一過性のものにせず、
この勢いが長期的に継続し日本酒が復権していくことを心底願うのである。



ぐいのみ大
豊島区南大塚３丁目３８－９
03-3985-6668