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04

09

コメント

古代の郡衙で十割そばを味わう 【手打ちそば処 さんぺい】

前夜の深酒がたたり、ダメージがまだ残っている。

でも、こんなときこそ胃袋にしっかり入れないと快復しないのだ。

そこで、ゆうべ、けーさんが「おいしいですよ」とお薦めしてくれたお蕎麦屋さんに向かう。

那須岳

途中、道に迷い、けーさんに電話して、どうにか「さんぺい」を発見することができた。
さんぺい

いまは土日と祝日しか開いていないそうだ。
メニュー

コーヒーのサービスなんかもあるんだね。
店内

こちらのお店では地元泉崎村産の蕎麦を使用していたのだが、
いまは北海道産の玄蕎麦を使用しているようだ。

こうせねばならない福島県内の現状は、やはりつらいものがある。
北海道産


蕎麦は「もり」と「田舎」の2種類あるようだ。
どっちも食べたいし、天ぷらも食べたいので、
二枚天もりにして、合盛にしてもらう。
天ぷら合い盛り

こっちがふつうの「もり」
そば

天ぷらには抹茶塩が添えられているのが何とも嬉しい。
天ぷらをそばつゆにつけて食べるのは好きじゃない。
天ぷら

こちらが「田舎もり」
フェットチーネのような平打ち麺だ。
田舎


最後に蕎麦湯で胃袋を和らげる。
だいぶ快復できたぞぉ♪


看板

海老2本が入った天ぷらに200gのお蕎麦が2枚。
これで1450円というのは、東京では考えられない値段だ。

ふつうの「もり」が抜群に美味いだけに、
「田舎」の方はちょっと残念だったかな。。。

週末しかやっていない稀少価値の高いお店。
大満足の十割そばであった。


家に帰ってから思い出したよ。
関和久まで行ったのだから、「関和久遺跡」に寄ってくればよかったよ。。。

関和久遺跡は、奈良時代から平安時代前半にかけて古代白河郡を治めていた
郡衙(郡司が政務をする役所)の跡なのだ。

つまり、9世紀前後は、この一帯の中心地がここ関和久だったというわけ。
関和久
(↑泉崎村HPから転載)


この時代にはまだ蕎麦の栽培は一般化していなかったので、
蕎麦が「調」として都に運ばれることはなかったろうなぁ。




手打ちそば処 さんぺい
西白河郡泉崎村大字関和久字豊田39-1
0248-53-3755




ばるべにー

地元の物を使いたいけど使えない・・・
本当に辛いと思います。

さんぺいさん、おいしかったですよ。

04

15

08:34

すーさん

やっぱり、そば粉の産地をね
こだわりの産地と放射能の関係と
食べ物やさんは、大変だ
さんぺい、さんいってみたい。

04

11

08:27

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ばるべにー

Author:ばるべにー
「ばるべにー酒店」に並べたい日本酒
※思い出したら追加していきます

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