Bar White River 白河と石神井をこよなく愛する呑んだくれ・喰いだおれの日記
武蔵小山で開かれるワイン会に参加する。
武蔵小山?
どうやって行くんだっけ?
家内の祖母が武蔵小山に住んでいたので、
20年くらい前に一度だけ武蔵小山駅で降りたことがある。
路線図を調べると目黒で東急目黒線に乗り、2駅目ではないか。
意外と近いな。
もっと遠いイメージがあった。
今度は「東急目黒線?」と疑問に思う。
「目蒲線」じゃなかったっけ?
調べるともう12年も前に目蒲線の名称は廃止されているではないか。
南北線の乗り入れにともない、
東急目蒲線という名称がなくなり、
東急目黒線と東急多摩川線とに分割されたのだ。
私ら「西武族」にとって東急線って乗る機会が滅多にないので、
東急の複雑な沿線マップが頭に入っておらず、
城南地区はとんとわからんのだ。
武蔵小山駅に降りると駅の変貌ぶりにまず驚く。
昔は地上駅で田舎くさい駅だったように思うが、
いまはホームは地下にあり駅ビルも備えたモダンな駅になっていた。

しかし、駅から一歩踏み出すと、
いまでも昭和な匂いがプンプンする飲み屋街はあるし、
武蔵小山の顔ともいうべきアーケード商店街のアーチが煌めいていたのだ。


日本酒会にはたびたび参加してきたが、
ワイン会に参加するのははじめてだ。
だってワイン苦手なんだよね・・・
まず銘柄や葡萄の品種などの名前が覚えられない。
奈良萬とか山田錦といった、
相撲の四股名みたいな名前はすいすいとインプットされるんだけどな(笑)
カタカナはダメみたい。
世界史苦手だったし。。。
それにフレンチやイタリアンでワインを楽しもうと思うよりも
白木のカウンターの綺麗な日本料理屋で日本酒を楽しみたい気持ちがいつも勝るので、
これまでワインに親しむ機会がなかったというのもある。
今回のワイン会の会場が「焼鳥屋」だという。
焼鳥屋なら多少は気を楽にして参加できそうだぞ。
いままでにない世界に一歩を踏み出そうではないか。
武蔵小山商店街パルムに入るとすぐに「天下一品」の看板が目に飛び込む。
「やばいっ、〆に入ってはならんぞ」と飲む前に自分に言い聞かせておく。

すると、そのお隣にある三ツ矢堂製麺の2階がワイン会の会場となっている
「焼鳥 Shinori」だった。
1階もお隣もラーメン屋というのは私にとって危険な立地だ(笑)

階段を上りお店に入る。

12名の参加者が集うらしい。
奥のテーブル席がワイン会特設席だ。


すぐとなりにはワインセラーがある。
日本酒の冷蔵庫はラベルをチラッと見れば、銘柄がわかるが、
ワインはさっぱりだ。

ついつい上においてあるカップ酒が気になってしまう(笑)

シャンパンで乾杯!


前菜
とくにパテが最高♪

レバー

ねぎま

つくね

ワインは、白ワインから赤ワインへと進んでいく。


この日はじめてお会いした方もたくさんいらしたのだが、
お酒と料理が進めば進むほど、場も和み、舌も滑らかになり、
みなさんとも打ち解けてくるのがこうした会の面白さだ。
これは日本酒会と同じだ。
ひざなんこつ

たらの芽豚肉巻き

ししとう

鴨肉

鶏そぼろごはん

マール初体験☆
マールってブドウの搾りかすを水で抽出し、
それを発酵・蒸留して作ったブランデーのことらしい。
イタリアではグラッパとよぶ。

これは日本産なのだ。
アルコール度数は40度。
こういうの好き♪


店名の「Shinori」はご夫婦のお名前をミックスしたものだという。
フレンチ出身のご主人の焼鳥は抜群だったし、
ソムリエであるショートカット美人の奥様の快活な接客ぶりも素晴らしい。
ご主人と話す機会はなかったが、帰り際のご挨拶はとてもにこやかで素敵だった。
ワインは飲まず嫌いをしていた面があるので、
少しずつ勉強していこう。
Shinori
品川区3-25-14 2F
03-5749-3144
武蔵小山駅前でワイン会のメンバーと別れる。
昭和な飲み屋街を無視して帰るわけにはいかない。
ひとりぷらっと歩いてみる。
面白そうな立ち飲み屋を見つけたので、
ビニールをくぐって道路に面したカウンターに入る。

この日はまだ飲んでいなかった「生ビール」をまずオーダー。

メニューを見てまず興奮。
なんという安さだ。

ハムカツかコロッケにしようと思ったら、
どちらも売り切れとのこと。
おすすめされたあじ刺し(150円)とレバフライ(130円)を注文する。

料理を待っていたら携帯が震え、見知らぬ番号が表示される。
誰だろうと思いながら電話に出ると
ワイン会で隣席だったヤングエリート君からではないか。
「2次会に行こうと思うんですが、来ませんか?」
「すでに立ち飲みで飲み始めていますよ」というと5人でこっちに来るという。
慌てて店員に空席を確認すると店内に6人で飲めるスペースがあるという。
確保!

ほどなく5人が登場。
立ち飲み2次会がスタート。
「ここ知っていたんですか」と聞かれたので、
「店の名前も知りません。雰囲気で選びました」と答える。
ワイン会では私に立ち飲みでひとり飲みするようなイメージがなかったようで
ちょっとビックリされる。
「ワイン会では気取っていたんですよ。こっちがばるべにーの実体です(笑)」
そして笑えたのがこの店の名前。
店員さんが来ているTシャツには「晩杯屋」と書いてある。
「お店の名前はなんですか?」とたずねたら、
やっぱり「バンパイヤ」ですだって(笑)
ワイン会でできあがっている面々に妨害される。
料理やお酒をまともに撮らせてもらえない(笑)



「チューハイの元祖ホイス」
ホイスって何?

「薬草系健康焼酎」だとWさんが教えてくれる。
「百聞は一飲に如かず」で飲んでみる。
「これってラークと同じですか?」
「そうそう、ラークとホイスは一緒だよ!」なんて話しで盛り上がる。

後で調べたら、やっぱりホイス=ラークらしく、
メキシコ産コンズランゴー、テラータ、中国産オレンジ皮など
強壮薬草入り酎ハイのことらしい。
武蔵小山から石神井公園に戻るのは一苦労だ。
小一時間でお開きとなり、今度こそ本当に駅前で解散となったのだった。
短い時間ではあったが楽しかったな♪
みなさん、またよろしくお願いしま~す☆
立ち飲み 晩杯屋
品川区小山3丁目19-5
03-3785-7635
目黒で山手線に乗り寝てしまう。
気づいたのは高田馬場。
池袋まであと2つだなぁ、なんて思っていたらまた寝込んでしまい、
気づくと駒込駅だった。。。
まさか1周しての駒込駅じゃないよね(笑)
武蔵小山?
どうやって行くんだっけ?
家内の祖母が武蔵小山に住んでいたので、
20年くらい前に一度だけ武蔵小山駅で降りたことがある。
路線図を調べると目黒で東急目黒線に乗り、2駅目ではないか。
意外と近いな。
もっと遠いイメージがあった。
今度は「東急目黒線?」と疑問に思う。
「目蒲線」じゃなかったっけ?
調べるともう12年も前に目蒲線の名称は廃止されているではないか。
南北線の乗り入れにともない、
東急目蒲線という名称がなくなり、
東急目黒線と東急多摩川線とに分割されたのだ。
私ら「西武族」にとって東急線って乗る機会が滅多にないので、
東急の複雑な沿線マップが頭に入っておらず、
城南地区はとんとわからんのだ。
武蔵小山駅に降りると駅の変貌ぶりにまず驚く。
昔は地上駅で田舎くさい駅だったように思うが、
いまはホームは地下にあり駅ビルも備えたモダンな駅になっていた。

しかし、駅から一歩踏み出すと、
いまでも昭和な匂いがプンプンする飲み屋街はあるし、
武蔵小山の顔ともいうべきアーケード商店街のアーチが煌めいていたのだ。


日本酒会にはたびたび参加してきたが、
ワイン会に参加するのははじめてだ。
だってワイン苦手なんだよね・・・
まず銘柄や葡萄の品種などの名前が覚えられない。
奈良萬とか山田錦といった、
相撲の四股名みたいな名前はすいすいとインプットされるんだけどな(笑)
カタカナはダメみたい。
世界史苦手だったし。。。
それにフレンチやイタリアンでワインを楽しもうと思うよりも
白木のカウンターの綺麗な日本料理屋で日本酒を楽しみたい気持ちがいつも勝るので、
これまでワインに親しむ機会がなかったというのもある。
今回のワイン会の会場が「焼鳥屋」だという。
焼鳥屋なら多少は気を楽にして参加できそうだぞ。
いままでにない世界に一歩を踏み出そうではないか。
武蔵小山商店街パルムに入るとすぐに「天下一品」の看板が目に飛び込む。
「やばいっ、〆に入ってはならんぞ」と飲む前に自分に言い聞かせておく。

すると、そのお隣にある三ツ矢堂製麺の2階がワイン会の会場となっている
「焼鳥 Shinori」だった。
1階もお隣もラーメン屋というのは私にとって危険な立地だ(笑)

階段を上りお店に入る。

12名の参加者が集うらしい。
奥のテーブル席がワイン会特設席だ。


すぐとなりにはワインセラーがある。
日本酒の冷蔵庫はラベルをチラッと見れば、銘柄がわかるが、
ワインはさっぱりだ。

ついつい上においてあるカップ酒が気になってしまう(笑)

シャンパンで乾杯!


前菜
とくにパテが最高♪

レバー

ねぎま

つくね

ワインは、白ワインから赤ワインへと進んでいく。


この日はじめてお会いした方もたくさんいらしたのだが、
お酒と料理が進めば進むほど、場も和み、舌も滑らかになり、
みなさんとも打ち解けてくるのがこうした会の面白さだ。
これは日本酒会と同じだ。
ひざなんこつ

たらの芽豚肉巻き

ししとう

鴨肉

鶏そぼろごはん

マール初体験☆
マールってブドウの搾りかすを水で抽出し、
それを発酵・蒸留して作ったブランデーのことらしい。
イタリアではグラッパとよぶ。

これは日本産なのだ。
アルコール度数は40度。
こういうの好き♪


店名の「Shinori」はご夫婦のお名前をミックスしたものだという。
フレンチ出身のご主人の焼鳥は抜群だったし、
ソムリエであるショートカット美人の奥様の快活な接客ぶりも素晴らしい。
ご主人と話す機会はなかったが、帰り際のご挨拶はとてもにこやかで素敵だった。
ワインは飲まず嫌いをしていた面があるので、
少しずつ勉強していこう。
Shinori
品川区3-25-14 2F
03-5749-3144
武蔵小山駅前でワイン会のメンバーと別れる。
昭和な飲み屋街を無視して帰るわけにはいかない。
ひとりぷらっと歩いてみる。
面白そうな立ち飲み屋を見つけたので、
ビニールをくぐって道路に面したカウンターに入る。

この日はまだ飲んでいなかった「生ビール」をまずオーダー。

メニューを見てまず興奮。
なんという安さだ。

ハムカツかコロッケにしようと思ったら、
どちらも売り切れとのこと。
おすすめされたあじ刺し(150円)とレバフライ(130円)を注文する。

料理を待っていたら携帯が震え、見知らぬ番号が表示される。
誰だろうと思いながら電話に出ると
ワイン会で隣席だったヤングエリート君からではないか。
「2次会に行こうと思うんですが、来ませんか?」
「すでに立ち飲みで飲み始めていますよ」というと5人でこっちに来るという。
慌てて店員に空席を確認すると店内に6人で飲めるスペースがあるという。
確保!

ほどなく5人が登場。
立ち飲み2次会がスタート。
「ここ知っていたんですか」と聞かれたので、
「店の名前も知りません。雰囲気で選びました」と答える。
ワイン会では私に立ち飲みでひとり飲みするようなイメージがなかったようで
ちょっとビックリされる。
「ワイン会では気取っていたんですよ。こっちがばるべにーの実体です(笑)」
そして笑えたのがこの店の名前。
店員さんが来ているTシャツには「晩杯屋」と書いてある。
「お店の名前はなんですか?」とたずねたら、
やっぱり「バンパイヤ」ですだって(笑)
ワイン会でできあがっている面々に妨害される。
料理やお酒をまともに撮らせてもらえない(笑)



「チューハイの元祖ホイス」
ホイスって何?

「薬草系健康焼酎」だとWさんが教えてくれる。
「百聞は一飲に如かず」で飲んでみる。
「これってラークと同じですか?」
「そうそう、ラークとホイスは一緒だよ!」なんて話しで盛り上がる。

後で調べたら、やっぱりホイス=ラークらしく、
メキシコ産コンズランゴー、テラータ、中国産オレンジ皮など
強壮薬草入り酎ハイのことらしい。
武蔵小山から石神井公園に戻るのは一苦労だ。
小一時間でお開きとなり、今度こそ本当に駅前で解散となったのだった。
短い時間ではあったが楽しかったな♪
みなさん、またよろしくお願いしま~す☆
立ち飲み 晩杯屋
品川区小山3丁目19-5
03-3785-7635
目黒で山手線に乗り寝てしまう。
気づいたのは高田馬場。
池袋まであと2つだなぁ、なんて思っていたらまた寝込んでしまい、
気づくと駒込駅だった。。。
まさか1周しての駒込駅じゃないよね(笑)
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ばるべにー
こういうのが一番タチの悪い戦いなんですよね(笑)
03
01
20:55
武蔵小山って言ったら「酒縁 川島」が有名ですね
飲みに行って見たい街です
02
29
22:23
びーとも
酔っぱらいとの攻防・・・
ま、どっちも酔っぱらいですけどね 笑
02
29
08:38
ばるべにー
酒縁って言葉がまず素敵です♪
武蔵小山にはなかなか行くことはないでしょうが、
よさそうなお店が多い街ですね。
03
01
20:57