Bar White River 白河と石神井をこよなく愛する呑んだくれ・喰いだおれの日記
連休を利用して家族の待つ京都に帰る。
年末は家族が上京していたので、11月以来の帰京だ。
上京? 帰京?
ややこしや。
京都に帰るのだから「帰京」なのだが、
いまは帰京と言えば、一般的に東京に帰ることを指す。
「京」は都=天子のいる地を意味したわけだから、
1867年までの京は京都で、
それ以降の京は東京になるというわけだ。。
だからいまの鉄道は皇居のある東京を基準に東京に向かう方を「上り」、
その反対を「下り」と決めている。
しかし、古代は違う。
天皇は奈良(平城京)、そして京都(平安京)にいたわけだから、
奈良・京都に近い方が上りになるのだ。
だから古代の旧国名を見ると、
都に近い方が「上」であり、遠い方が「下」になる。
同様に都に近い方から「前」、「中」、「後」と国名が決められている。
「上野・下野」、「越前・越中・越後」の位置関係を見ればよくわかる。
しかし、わかりにくいのが上総と下総だ。
一見、上総の北に位置する下総の方が都に近いように見えるのだが、
海路を考えると上総の方が都に近いので「上」がつけられたのだ。
なんてことを考えながら、東海道新幹線に乗る。
急いで飛び乗ったので昼食がまだであった。
駅弁を買う余裕もなかった。
車内販売で買うのも面白味がない。
空腹に襲われる中、
あれこれ考えた末、
名古屋駅のホームできしめんを食べるという素晴らしいアイデアを思いついた。
これまでの人生なぜか名古屋に縁がなく、いちども降りたことがない。
この日もホームには降りたが、駅の外には出ていないのだから、
やっぱり縁がない(笑)

きしめんと言っても本場名古屋らしく豊富な種類・トッピングがある。
味噌きしめんにかなり惹かれる。

でも、ここはシンプルイズベスト。
ふつうのきしめんにする。(340円)

デフォでお揚げが入り、鰹節もいっぱいだ。

ちょっと赤いきつねを思わせる麺のやわさであったが、
立ち食いレベルとしてはとってもおいしい。

途中下車した甲斐があった。
そして、再び新幹線に乗り直す。
名古屋駅で買った名古屋らしいおつまみで食後のデザートなのだ(笑)

岐阜羽島駅を出てしばらくすると
東海道新幹線の豪雪地帯である関ヶ原周辺を通る。
この日もやはりここだけは多くの雪が積もっている。
名古屋以西の東海道新幹線のルートを決める際に岐阜ルートを採用したのは
岐阜出身の大物政治家大野伴睦による政治的な圧力によるもので、
おかげで関ヶ原周辺の大雪に新幹線は悩ませられる結果になったとよくいわれるが、
事の真相はどうやら異なるようだ。
当時の土木技術では鈴鹿山脈を突き抜けるルートの建設は困難であったし、
東京オリンピックまでに完成しなければいけないという
世界銀行と約した工期の問題があったことなどが
岐阜ルートを採用した理由のようである。
岐阜県などはむしろ岐阜や大垣といった主要都市を通して欲しいと
国鉄に反発していたようだ。
困った国鉄は大野に相談、
大野の斡旋によって新幹線のスピードを考慮した大垣より南の現行ルートとなり、
新たに岐阜羽島駅ができたということらしい。
ちなみに大野伴睦は
「酒は飲む以上わけがわからなくなるまで飲むべきだ」
という豪快な名言を残すほどの酒豪であったのだ。
博学の酒呑親爺さんと一緒に飲んだから、
私のブログまで少しは親爺さんのようになったかな(笑)
きしめんNAGOYA 住よし
JR名古屋駅16・17番ホーム店
年末は家族が上京していたので、11月以来の帰京だ。
上京? 帰京?
ややこしや。
京都に帰るのだから「帰京」なのだが、
いまは帰京と言えば、一般的に東京に帰ることを指す。
「京」は都=天子のいる地を意味したわけだから、
1867年までの京は京都で、
それ以降の京は東京になるというわけだ。。
だからいまの鉄道は皇居のある東京を基準に東京に向かう方を「上り」、
その反対を「下り」と決めている。
しかし、古代は違う。
天皇は奈良(平城京)、そして京都(平安京)にいたわけだから、
奈良・京都に近い方が上りになるのだ。
だから古代の旧国名を見ると、
都に近い方が「上」であり、遠い方が「下」になる。
同様に都に近い方から「前」、「中」、「後」と国名が決められている。
「上野・下野」、「越前・越中・越後」の位置関係を見ればよくわかる。
しかし、わかりにくいのが上総と下総だ。
一見、上総の北に位置する下総の方が都に近いように見えるのだが、
海路を考えると上総の方が都に近いので「上」がつけられたのだ。
なんてことを考えながら、東海道新幹線に乗る。
急いで飛び乗ったので昼食がまだであった。
駅弁を買う余裕もなかった。
車内販売で買うのも面白味がない。
空腹に襲われる中、
あれこれ考えた末、
名古屋駅のホームできしめんを食べるという素晴らしいアイデアを思いついた。
これまでの人生なぜか名古屋に縁がなく、いちども降りたことがない。
この日もホームには降りたが、駅の外には出ていないのだから、
やっぱり縁がない(笑)

きしめんと言っても本場名古屋らしく豊富な種類・トッピングがある。
味噌きしめんにかなり惹かれる。

でも、ここはシンプルイズベスト。
ふつうのきしめんにする。(340円)

デフォでお揚げが入り、鰹節もいっぱいだ。

ちょっと赤いきつねを思わせる麺のやわさであったが、
立ち食いレベルとしてはとってもおいしい。

途中下車した甲斐があった。
そして、再び新幹線に乗り直す。
名古屋駅で買った名古屋らしいおつまみで食後のデザートなのだ(笑)

岐阜羽島駅を出てしばらくすると
東海道新幹線の豪雪地帯である関ヶ原周辺を通る。
この日もやはりここだけは多くの雪が積もっている。
名古屋以西の東海道新幹線のルートを決める際に岐阜ルートを採用したのは
岐阜出身の大物政治家大野伴睦による政治的な圧力によるもので、
おかげで関ヶ原周辺の大雪に新幹線は悩ませられる結果になったとよくいわれるが、
事の真相はどうやら異なるようだ。
当時の土木技術では鈴鹿山脈を突き抜けるルートの建設は困難であったし、
東京オリンピックまでに完成しなければいけないという
世界銀行と約した工期の問題があったことなどが
岐阜ルートを採用した理由のようである。
岐阜県などはむしろ岐阜や大垣といった主要都市を通して欲しいと
国鉄に反発していたようだ。
困った国鉄は大野に相談、
大野の斡旋によって新幹線のスピードを考慮した大垣より南の現行ルートとなり、
新たに岐阜羽島駅ができたということらしい。
ちなみに大野伴睦は
「酒は飲む以上わけがわからなくなるまで飲むべきだ」
という豪快な名言を残すほどの酒豪であったのだ。
博学の酒呑親爺さんと一緒に飲んだから、
私のブログまで少しは親爺さんのようになったかな(笑)
きしめんNAGOYA 住よし
JR名古屋駅16・17番ホーム店
ばるべにー
「酒蔵BARえん」はブログをはじめるよりも前に行ったことがあるんですよ。
伏見はまたゆっくり訪ねてみたいですね。
姫路の駅そばも覚えておきますが、
大阪より西には行くチャンスはないだろうなぁ・・・
02
19
12:12
京都方面のレポも期待しています
伏見の酒粕ラーメンとか、藤岡酒造さんの酒蔵BARえんさんなど
レポして欲しいな~(笑)
駅麺といえば兵庫・姫路駅の駅そばが関西では有名です
機会があれば
02
19
06:37
ばるべにー
「酒蔵BARえん」はブログをはじめるよりも前に行ったことがあるんですよ。
伏見はまたゆっくり訪ねてみたいですね。
姫路の駅そばも覚えておきますが、
大阪より西には行くチャンスはないだろうなぁ・・・
02
19
12:12