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日曜の戯れ言2014 ㉚「元祖」でコロッケうどんを喰らう

小田急の駅そば「箱根そば」でコロッケうどんを食べる。

駅そばでよく見かけるコロッケそばの元祖は「箱根そば」だといわれ、
昭和50年代に登場したらしい。

私はコロッケそば・うどんを見ると中高時代の学食を思い出し、
放課後もやっていた学食でよく食べたのがコロッケそば・うどんだった。

せっかくのコロッケがおつゆでグデグデになってしまうのがキライという人もいるだろうが、
私はあのグデグデ感が好き。

天ぷらよりも安いし、腹持ちのいいイモとコロッケの油分で、ボリューム感が増され、
たのもしいアイテムだった。

この日はさらにカロリー増しで、
コロッケそばではなくコロッケうどんに生玉子を添えていただく。


コロッケそばのコロッケは、ふつうのポテトコロッケが多いのかもしれないが、
元祖である「箱根そば」では、コロッケそば誕生以来カレーコロッケのようだ。


このカレーコロッケがグデグデになりおつゆに溶け出すと、
薄味のカレーうどんにも早変わり。
いろんな味が楽しめるのだ。

しかし、コロッケそばという文化が「東」限定の文化で「西」にはない、
と聞いてびっくり!

ちくわぶもだけど、東と西って食文化もあれこれ違って面白いものだ。


~名代 箱根そば 多摩センター東口店にて
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つい安全地帯を歌い出してしまうラーメン店 【じれっ亭@江田】

先日夏バテ気味だったカミさんの祖母の様子を見にいく。

その途中、こちらでランチ。
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私は冷やし担々麺、カミさんはチャーシューメンにする。
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サービスの小ライスはぐっと我慢。。。
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家系ラーメンなんだな。
結構ケモノ臭が強い。
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冷やし担々麺。
もっと辛みがあってもいいかなぁ・・・
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今回はあざみ野店で食べたが、もっと実家のそばに同じお店があったようだ。
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接客はテキパキしていて、じれったくない「じれっ亭」であった。



じれっ亭 あざみ野店
横浜市青葉区あざみ野南2-4-2
045-913-2626


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練馬から首都東京を一望 【練馬区役所展望レストラン@練馬】

この日は、カミさんと次男が練馬に出かけている。
用事が終わる頃を見計らって私もあとから追いかける。

私はもちろん徒歩で・・・(笑)

待ち合わせは練馬区役所展望ロビーだ。

石神井公園からは5km強。
約1時間で到着だ。

ねり丸くんがお出迎え。
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展望ロビーに来るのは私ははじめて。

この日は台風一過だったので、
きっと見晴らしがいいだろうとここを待ち合わせ場所にしたのだが、
正解だった。

予想以上に見事な眺めではないか。

石神井公園方面
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光が丘方面
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新宿副都心・中野サンプラザ
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横浜方面
写真ではわかりづらいが、ランドマークタワーが見えている。
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多摩丘陵方面
残念ながら富士山はこの日は見えなかった。。。
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豊島園
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スカイツリーと新宿副都心
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サンシャインとスカイツリーがよく見える
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東京タワーもちらっと。
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こんな展望スポットが無料というのは嬉しい。

カミさんと次男もようやく合流。
この日は次男の“頑張ったご褒美”ということもあって展望レストランでランチにする。
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長男の受験合格のときもそうだったが、
我が家はめでたいときに高いところに登りたくなる習性のようだ(笑)
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私は週替わりランチ。
カミさんはハヤシライス。

すると次男はめっちゃ高いステーキ御膳を食べたいと言い出す。
今日ばかりはいいかっ。

ランチにはドリンクバーとサラダバーがついている。
ドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジジュースから。
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ステーキ御膳
ステーキをひとつもらったが、うーーーむ。
photo by 次男
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週替わりランチ
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コロッケもハンバーグも小さっ!
横にショートホープを置きたいくらいだ。
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あまりの衝撃にカミさんのハヤシライスを取り忘れていた。
食べかけ・・・お見苦しくてスミマセン
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こちらのレストラン、少々お高いが、
眺望がすばらしいので、展望料込みということで・・・


練馬展望レストラン
練馬区豊玉北6丁目12−1
03-3948-3315


そして、私だけ帰りも徒歩で・・・

よく歩く夏だ。



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うなぎファミリー 【くつろぎ処 とりで@石神井公園】

猛暑が続くので鰻で夏バテ予防をしようと両親ともども食事へ出かける。

両親と私は大の鰻好きだが、
子ども達はあまり鰻が好きではない。

とくに長男は子どものときに鰻の小骨が2度も刺さったことあるので、
トラウマになっているようだ。

なので、鰻以外のメニュー豊富な「とりで」へ行くことにした。
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お通し
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お刺身盛り合わせ
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唐揚げ
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父は八海山(新潟)、私はいづみ橋(神奈川)。
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そして、鰻は蒲焼きとうな重をひとつずつ注文し、分け合う。
すると3人の子ども達が全部あっという間に食べきってしまった。
おいおい、いつから鰻好きになったんだよ~
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ごはんをおかわりして食べている(笑)
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牛タン
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たこから
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岩牡蠣
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ほたてと茄子のミルフィーユ(そんな名前だったはず)
これ美味い!
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これまで子ども達があまり好きではないから鰻は選択肢になかったのだが、
よかった、鰻好きになってくれて・・・。

こんなに好きなら、いつか鰻専門店にも連れて行ってあげたいな。


くつろぎ処とりで
練馬区石神井町3-26-3
03-3995-9378

08

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近江ちゃんぽん 【らーめん本気@彦根】

いよいよ台風が近づいてきた。
残念だが、新幹線が止まってしては困るのでなるべく早く帰京しよう。

でも、せっかくだから旅の〆は近江ちゃんぽんを食べてから帰ろう。

近江ちゃんぽんは彦根が発祥らしく、いまではチェーン店化したお店もあり、東京に進出もしているそうだ。

わざわざやってきてチェーン店のいうのは寂しいので、地元密着系を探す。

そして見つけたのが彦根銀座商店街にある「らーめん本気」。
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近江ちゃんぽんというのは、カツオ・昆布出汁ベースのスープを特徴とし、
中太麺とたっぷりの野菜で、通常魚介類は入れないそうだ。
長崎ちゃんぽんと違って、具材は炒めずに煮込むのも特徴。
途中でスープに酢を入れて味に変化を加えるのが定番の食べ方だそうだ。
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長男はチャーハン大盛。
やや油っぽいがなかなか美味い。
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次男はキムチチャーハン。
最近わさびも食べられるようになったし、キムチもへっちゃらなのだ。
ノーマルのチャーハンよりもキムチのほうが美味い!
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カミさんはチャーシュー麺。
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長女はちゃんぽん。
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私はこの店の名物でもある「あんかけちゃんぽん」
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ちゃんぽんの麺は中太より少し細めという印象。
玉子でとじられたあんかけはアツアツだ。
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3種の麺類を食べ比べたが、
何気に美味かったのがチャーシュー麺だ。
鰹出汁のスープがいちばん際立っていたように思う。

ちゃんぽんもやはりスープが美味い。

あまりリサーチもせずに入ったが、
地元の方が次々とやってくる人気店であった。
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そうそう、こちらのお店「本気」と書いて「マジ」と読ませます。
かっこよすぎる(笑)
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さぁ、湖東グルメ旅(笑)はこれにておしまい。

東京に帰るぞぉ。


ラーメン本気 (マジ)
滋賀県彦根市銀座町1-6
0749-27-3340


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地ビール半額の日 【長濱浪漫ビール&京極寿司@長浜】

鳥喜多で親子丼を食べ終えてから、まだ1時間ほどだが、
今度は夜ご飯に向かう(笑) 

長浜の地ビールである「長濱浪漫ビール」直営のビアレストランだ。
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お天気は生憎だったが、
ラッキーなことに、この日は地ビールが半額になる金曜日。
一番かき入れ時であろう金曜日に半額にするなんて、いよっ! 太ぱっら!
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長浜はかつて北国街道の要衝、長浜宿として栄えたところだ。
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店内はかなり広い。
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ヴァイツェンとエールで乾杯!
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こちらではヴァイツェン・エール・ピルスナー・スタウトの4種を醸造している。
ピルスナー
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昼ご飯と夜ご飯が接近していたのに、
長女と長男はここでもライスを頼んで、
チキンやソーセージでがっついていた。

これまで食が細かった長男もだいぶ育ち盛りになってきたようで、
白米をかっこむ姿を見ると自分の中学時代を思い出し嬉しいのだ。


長濱浪漫ビール
滋賀県長浜市朝日町14−1
0749-63-4300


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親子で大満足の親子丼 【鳥喜多@長浜】

京都の翌日は、レンタカーを借りて湖東へ向かう。

台風が近づいてきており、明日の天気予報がよくない。
予定を前倒しして、彦根港から竹生島へ渡ることにする。

学生時代に能をやっていたので
、謡曲に登場する「竹生島」には前々から一度行ってみたかったのだ。

彦根港から40分で竹生島到着。
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神の棲む島として古代より信仰されてきた島だ。

まずは都久夫須麻神社へ。
本殿は伏見城の遺構ともされる。
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工事中の舟廊下を通って宝厳寺へ。
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この唐門は国宝だ。
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参詣を終えたら船着き場でかき氷を食べながら、帰りの船が来るのを待つ。
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竹生島の雰囲気は子どもにもわかるのか、
寺社仏閣にあまり興味を示さない長女が「この島はいいね」と絶賛だった。


彦根に戻り、彦根城へ。

まずはこの方にお会いしないとね♪


ひこにゃん!
仕草が意外とかわいいので、見入ってしまった。
中に入っている人、どうやったらかわいく見えるか相当修行してるな(笑)
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ひこにゃんがひっこんだあと、彦根城の天守閣を目指す。
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現存12天守のひとつ。
見事だ。
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彦根藩主は井伊家。
先日墓参した井伊直弼の像もある。
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なんとか雨が降り出す前に竹生島と彦根城に行けてよかった。
予定の前倒しは成功だ。

しかし、昼ごはんを食べ損ねてしまい、
みんな腹ぺこ。
とりあえず宿泊先の長浜へ向かう。

時計の針はもう16時だ。

よし、ちょうどいい。
16時30分にオープンする有名なお店に行こう!

ホテルの無料シャトルバスを利用して長浜駅へ。
するとバケツをひっくり返したようなどしゃ降り。
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しかし、雨にぬれることよりも食欲の方が圧倒的にまさり、
豪雨のなかも駅前を歩いて行く。

そして着いたのがこちら。
「鳥喜多」だ。
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昼時だと行列必至の人気店らしいが、
どしゃ降りのせいか、夕方の開店時間だからか、
先客3組のみですぐに入れた。
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こちらの名物は580円の「親子丼」。
この親子丼が食べてくて、雨にも負けず、腹ぺこにも負けず、
びしょ濡れになってもやってきたのだ。
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とてつもない雨だったからカミさんが「運転していくよ」と言ってくれたのだが、
レンタカーはホテルに置いてきて正解だった。
せっかくの旅行なんだからカミさんも一緒に飲みたいもんね♪

「キリンとアサヒどちらにしますか?」って尋ねられた。
一番搾りだとイヤだったけどキリンはラガーだったので、Happy♪
乾杯!
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卵がダメな次男は「きつねうどん」。
370円って駅そばみたいだが、関西風のおうどんは美味しいに決まっている。
次男もハフハフしながらすごい勢いで食べている。
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私と長女と長男は「親子丼」。
見てよ、このビジュアル。
うつくすぃ~
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カミさんは「他人丼」にしてみた。
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もう一度「親子丼」を見ちゃお♪
びゅーてほーー
これが580円だなんて信じられない。
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長女も長男もこの親子丼には感動していた。
おそらくもう1杯、おかわりできたであろうくらい、美味そうに食べていた。
(もちろん私ももう1杯いけたが・・・)

ご夫婦の接客もすばらしく、
人気店のおごりをまったく感じない良店であった。

大満足の昼ご飯であった。
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店の前には旧開智学校。
滋賀県下で最初に建てられた学校だ。
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黒壁スクエアにある海洋堂ミュージアムでフィギュアを見て、(この世界は正直よくわからない。。。)
街中をぶらぶら。

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昼ご飯を食べてから1時間ほど経って、みんなもう小腹が空いている・・・(笑)
それでは今度は夜ご飯と行きますか!



鳥喜多
滋賀県長浜市元浜町8−26
0749-62-1964



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日曜の戯れ言2014 ㉙るみばあちゃんと再会!?

朝5時に家を出て、高田馬場駅でメンバー2名をピックアップしてからゴルフ場に車で向かう。

高田馬場駅に早く着きすぎたので、富士そばで朝ご飯。

天玉そばにいなり寿司。
天ぷらがダメダメだった。。。珍しく残してしまったほどだ。


東京から1時間30分ほどで到着。
練習場ですこし腕ならしして、いざラウンドへ。
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でも、午前中のゴルフはダメダメ。
“テンプラ”なんて食べるからだな(笑)


キリンフリーで仕切り直し。
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うなぎの卵とじでスタミナアップ!
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さぁ、午後。

曇天の午前とは変わって、天気がめまぐるしく変化。

ピーカンになったと思いきや、激しい雷雨となり、
バンカーにボールを残したまま一時中断。

そして、ここから再開(笑)


結局53・51=104という、
いつもどーーーりの平凡な結果。

かれこれ30年のゴルフ歴だが、
よくて98、悪くて煩悩とおなじ108というのが私の実力だ。

いまさら練習してもこれ以上上手くなる気がしない。。。

すると、カミさんの弟がゴルフを始めるというではないか。
一緒に打ちっ放しに行ってくれと頼まれた。

よーし、初心に帰って弟と一緒にまじめに練習してみようかな。
もう一度90代前半で回ってみたい。
人生自己ベストは93(^^;;

ちょっと頑張ってみよっ♪



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京都の銭湯に初入湯 【錦湯&錦だいやす@錦市場】

次なる作戦行動。

それは京都の銭湯に入ることだ。

東京ではずいぶんと銭湯巡りをしてきたが、
西の銭湯に入ったことはない。

錦市場のそばにある「錦湯」へ向かう。
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なかなかのたたずまいではないか。
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玄関が一緒で中で男女分かれるのではなく、いきなり男女の扉が違うのは面白い。
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玄関から入るとすぐ左に番台。
430円を払う。値上げしたようだが、東京より30円安い。

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そして、下駄箱に靴を入れたら、籐むしろが敷かれた脱衣場。
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何より驚きは、この柳行李の脱衣かごだ。
昔ながらの京の伝統を守っている銭湯のようだ。
手作りの柳行李はひとつ6万円以上とも聞く。
常連さんのは名前が入っていて、直しながら代々使っているのもあるらしい。
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東と西では銭湯文化も違うのかなとビビりながら風呂場に行くと、
風呂場は西も東もあまり変わりが無いようだ。

先客2名もあがってしまい、貸切状態になって銭湯を楽しむ。

私が風呂をあがってもお客さんは私だけだったので、
脱衣場などの写真を撮らせてもらったのだ。
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こちらの銭湯は、ジャズがBGMだったり、寄席を開いたり、
銭湯文化を現代にも広げようとさまざまな試みをしているようだ。
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さてと、風呂上がりですから、もう1軒。
錦市場に来ると必ず立ち寄ってしまう「だいやす」だ。
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いつもは店先のカウンターで呑むことが多いが、
この日は奥のスペースに通された。
奥ははじめてだ。
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すっかりオシャレ居酒屋さんになっている。
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ビールでリセット。
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生牡蠣と焼牡蠣には、
丹後にあるハクレイ酒造の「香田 特別純米」を合わせる。
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旅行先でのウォーキング&銭湯もその土地柄がよくわかって面白い。
またどこかでやってみよう!



錦湯
京都府京都市中京区堺町通錦小路下る八百屋町535
075-221-6479

かき屋 錦だいやす
京都府京都市中京区 錦小路通高倉東入中魚屋町509
075-221-0246


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猛暑の京都をウォーキング! 【京極スタンド@四条河原町】

※今日の記事は写真のボリュームがかなり多いです。あらかじめお断りしておきます。


家族で京都にやって来た。

カミさんと子どもたちは京都の友人にそれぞれ会いに行くので、
京都駅に着くやいなや、解散。

とくに京都に友人のいない私は「ぼっち」。
夕方まで自由時間が与えられた。
これは嬉しい♪

よーし!
京都の町を歩くぞぉー!

しかし、京都の有名スポットはほとんど行き尽くしているので、
なにか目的を持って歩かないと意味が無い。

そうだ!
高校受験を来春に控える長女のために合格祈願をしてこよう。


京都駅から地下鉄に乗る。
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京都市営地下鉄烏丸線
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京都もアニメ・漫画に力を入れているので、
こういう電車はよく見かける。
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同志社大学や京都御所にほど近い今出川駅で下車。
ここを出発点とする。
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今出川通りを西に向かうとすぐに、床屋さんがある。
一見なんてことなにフツーの町の床屋さんだが、ここには面白い石碑が建っているのだ。
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室町幕府の名前の由来となっている「室町第」、いわゆる「花の御所」があった場所なのだ。
左に見えている通りはその名も「室町通り」である。
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まず立ち寄ったのは、長女のためではなく、
部活男子となってがんばっている長男と、サッカー大好きな次男のために、
球技の神様である「白峯神宮」にまずお参り。
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ここは和歌や蹴鞠を家業とした公家・飛鳥井家の邸宅があった地であったことから、
サッカーや球技全般の守護神とされ、
日本代表チームや有名プロ選手が参詣し、ボールなどを奉納している。
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鞠庭
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長男、次男が上達するように願っただけでなく、
私のゴルフも少しはマシになるようにちゃっかりお願いした(笑)
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次に向かったのは白峯神宮から5分ほどのところにある「晴明神社」だ。
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そんなに大きな神社ではないが、
近頃はパワースポットとして有名となり、参拝客が多い。
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言わずもがな、陰陽師安倍晴明を祀った神社で、
平安時代ここに晴明の屋敷があったのだ。
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本厄なので、私はしっかり「厄除桃」をさわって厄除けだ。

お尻を触ってるみたいだとは決して言わない・・・

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この神社を訪れるのは2度目だが、
長男が受験の時に「勝守」を買ったら、合格したので、お礼参りに来たかったのだ。

境内の桔梗も咲き始めていた。
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堀川今出川の交差点に戻り、堀川通を北に進む。
京都の主要な交差点名は南北の通り名と東西の通り名からつけられていることが多く、わかりやすい。
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今度は床屋ではなくガソリンスタンドのとなりのマンションの一角に石碑を発見!
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山名宗全邸址
応仁の乱で西軍を率いた山名宗全はここに住んでいたのかぁ。
西軍が陣を構えた場所から「西陣」とついた地名もこのあたりだもんなぁ。納得。
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堀川通を離れ、宝鏡寺のある通りに寄り道。
すると「百ゝ橋の礎石」なる看板と礎石を発見!
京都は歩いているだけで次々とおもろいものに出会えるから楽しい。
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どうやらこのあたりで、
応仁の乱の際に山名宗全と細川勝元が対峙し、激突したようだ。
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そして、その礎石を左折し、京都らしい小路に入っていく。
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すると表千家の「不審庵」、・・・
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裏千家の「今日庵」と連なる。
今日庵が不審庵の裏手にあることから裏千家と呼ばれる。
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そして、立派なお寺を見つけたので、入ってみる。
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日蓮宗の「本法寺」だ。
日親上人の開創で1436年に建立されたそうだ。
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ここには本阿弥光悦お手植えの松がある。
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「十(つなし)の庭」
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本阿弥光悦作庭のお庭へ。
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「巴の庭」だ。
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本法寺を出て堀川通に戻ると「日本最初の天満宮」と謂われる「水火天満宮」へ。
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天満宮ですから菅原道真を祀っているので、ここでもちゃんと合格祈願。
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そして、すぐそばには「後花園天皇 火葬塚」。
後花園天皇(在位1428年9月7日 - 1464年8月21日)

この火葬塚が後花園天皇のものであることは学術上、かなり確実らしい。
天皇も持統天皇以降は仏教の影響で火葬が主流だったんだよね。
でも、江戸時代の後光明天皇が仏教嫌いで土葬にして以来、土葬が続いている。
今上天皇は火葬を希望されているとも伝えられているが、どうなるのかな。
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横断を歩道を渡ると、忠臣蔵好きの私がめざとく見つけた。
いまは山科にある「瑞光院」はかつてここにあったのだ。
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「瑞光院」と言えば、赤穂義士の遺髪が埋葬されている寺院だ。
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堀川通をさらに北に進んだ後、「堀川北大路」を左折。
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大徳寺といえば、「大徳寺納豆」が思い出されるが、あまり食べたことがない。。。
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大徳寺は臨済宗大徳寺派の総本山。
一休宗純(一休さんのモデル)で有名な寺院でもある。

境内には20あまりの塔頭がある、京都でも大きな寺院であるが、
ここはこれまで来たことがなかったのだ。
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拝観できる4つの塔頭を順に回っていこう。

【龍源院】
大徳寺の塔頭の中で一番古く、仏恵大円国師を開祖として能登の畠山義元・周防の大内義興・豊後の大友義親が創建。
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阿吽の石庭
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すごい碁盤が飾られていた。
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この碁盤で家康と秀吉とが対局したというのか!
想像するだけで胸躍る。
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東滴壺(とうてきこ)
昭和35年(1960年)に作庭された方丈と庫裏との間の現代壺庭の傑作で、白砂敷きのなかに5つの石が3・2の石組みに分けて配されている。 ~Wikipedia
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一枝坦(いっしだん)
東渓禅師が師である実伝和尚から賜った「霊山一枝之軒(りょうぜんいっしのけん)」という室号から名付けられたもので、丸く象った苔の中に石が立つ亀島が印象的な斬新な庭である。 ~Wikipedia
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龍吟庭
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【瑞峯院】
大友宗麟が建立。
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閑眠庭
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独坐庭
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後奈良天皇の宸筆による寺額
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大徳寺本坊は非公開。
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大徳寺法堂
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【大仙院】
永正6年(1509年)に大徳寺76世住職古岳宗亘(こがくそうこう、大聖国師)によって創建された。
現在22に及ぶ大徳寺塔頭中、北派本庵として最も尊重重視される名刹である。 ~Wikipedia
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こちらは拝観可能な塔頭のなかで唯一写真撮影不可であったので、
外から。

大仙院 玄関(国宝)
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最後の塔頭は・・・

【高桐院】
常時公開の塔頭。細川氏に所縁があり、京都での肥後細川氏の菩提寺。
細川忠興やその室・ガラシャなどの墓がある。その他、出雲阿国のものと伝わる墓もある。
楓と灯篭だけで構成された方丈の南庭が特徴的。
忠興が北野大茶会の際に使用したという茶室「松向軒」、
利休屋敷から移築したという座敷もある。 ~Wikipedia
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ここの塔頭が4つのなかでは一番好みだったなぁ。
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この灯籠は、細川忠興と夫人である細川ガラシャの墓。
ガラシャは明智光秀の三女であり、キリスト教徒として知られる。
三浦綾子の『細川ガラシャ』をずいぶん前に読んだなぁ。
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大徳寺から今宮神社へ。
あぶり餅の誘惑にも負けず、東門から入る。
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やすらい人形を奉納する。
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今宮神社を出て、おっかない土塀を横目に、北野天満宮を目指す。
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その途中に見つけたこの「浄土院」というお寺。
実に面白い。
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石碑をよく見ると「湯たくさん茶くれん寺」と刻まれている。
これは茶の湯好きであった秀吉とこの寺院とのエピソードによるものだ。
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秀吉は名水が出ることで有名な浄土院にフラリと立ち寄り、
座敷に上 がり込みました。
そして秀吉は、「茶を所望する!」と言いました。
庵主はお客がお客だけに大変驚きました。
目の前にいる人物こそ千利休に茶を 学んだ、時の太閤秀吉だったからです。

事前に来るのが分かっていたのならとも かく、突然の来訪です。
下手にお茶を差し上げれば、小言を喰らうのが見えてい ます。
庵主は考えた末に、白湯だけを出しました。  

秀吉は、お茶を所望したのに、湯を持ってくるとは。
恐らく聞き間違えたのだ ろうと思い、もう一度「茶を所望したい」と言いました。  
庵主は、「まずいことになった」と思いながらも、今度も白湯を差し出しまし た。
二度にわたる白湯に対して、普通の人なら怒り出すところかもしれません。

しかし、頭の回転の早い秀吉は、すぐに気付きました。
「この尼僧は、私が茶の好きなのを知っているな。まずい茶を出すぐらいならと、 白湯を出しおったな」  

秀吉はにっこり笑って、
「茶を所望したのに、そちは白湯ばかりたくさん飲ませおったわい。茶はぜんぜんくれなかったわい」
「これからは、 『湯だくさん茶くれん寺』と名乗りなさい」
と言って、また北野に向けて立ち去 ってしまいました。  


実はこの浄土院のエピソード知っていたのだが、
この寺院がどこにあってなんて名前の寺院だったか忘れていたのだ。

今回ウォーキングしていてたまたま遭遇し、思い出すことができてよかった。


北野天満宮はもう近くだが、
美味しそうなお店が目についてかなわない。。。
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先日日曜の戯れ言で取り上げたチャーミングチャーハンはこのとき見つけたお店なのだ。
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このお店、チャーハン専門店というわけではなく、ラーメンや中華丼などいろんなメニューがある。
チャーミングなのは、どんなメニューにもチャーハンをつけられること。
「ラーメン+チャーハン」は定番。
「野菜炒め+チャーハン」とかは想定内。
「中華丼+チャーハン」「麻婆丼+チャーハン」ってどういうこと??? 
さらには「焼き飯+チャーハン」ってなんなんだ!!!
チャーハンにチャーハンつけるってことか。
とんでもなくチャーミングじゃないか(笑)


上七軒から北野天満宮へ向かおう。
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室町時代に北野天満宮再建で残った木材で7軒の茶屋を出したのがはじまりで、
花街として江戸時代まで大いに賑わった。
明治以降衰退、現在も10軒ほどのお茶屋さんがあるそうだ。
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北野天満宮東門にようやく到着。
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この日は曇りの予報だったのだが、青空が広がり日差しも出ていた。

大福梅の土用干しがおこなわれていた。
見るだけで、舌の奥がキュッとなる。
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道真の句
「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」は有名。
この梅が京都から大宰府まで飛んできたというのだから驚く。
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政敵・藤原時平によって大宰府に左遷された菅原道真。
そして、都から遠く離れた地で失意のまま亡くなる。
すると、時平も若くして死去。
清涼殿には雷が落ち、道真左遷に関わったとされる貴族が相次いで亡くなる。

これらの災厄を道真の祟りと怖れた人々が、
道真の霊を鎮めようと祀ったことが天満宮のはじまりである。
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そんな祟りとされた道真が、その優秀さからいまや「学問の神様」となって
全国の受験戦に信奉されているというのはなんとも面白い話だ。
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そして、道真といえば、「牛」。
亡くなった道真を運ぶ牛車が立ち止まった場所がいまの太宰府天満宮の場所ともいわれ、
道真には牛に関する逸話が多く、天神信仰に牛はかかせない動物なのだ。
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北野大茶会は1587年11月1日に北野天満宮で開かれた。
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10日間開催されるはずだった大茶会は急遽1日で閉じられた。
この理由には諸説あるようだ。
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芸舞妓さんの練習がおこなわれる上七軒歌舞練場。
夏になるとここではビアガーデンが開かれ浴衣姿の芸舞妓さんがおもてなししてくるそう。
いつか来てみたいなぁ。。。
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京都の夏は本当に暑い。
東京の暑さとはまた違った暑さである。

5~6㎞を歩き、かなりへばった。
もう歩くのはやめておこう。
明日からの観光にさわってもいけない。

嵐電で四条の方へ戻ろう。
通称「らんでん」。正式名称は京福電鉄だ。
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北野白梅町駅から嵐電北野線に乗車。
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嵐電も東急世田谷線同様、路面電車扱いだが、これも併用軌道はほぼない。
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もちろんワンマン運転。
降車の際にはバスみたいにボタンを押す。
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帷子ノ辻駅で同じく嵐電嵐山本線に乗り換え、四条大宮駅へ。
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するとカミさんからメール。
「どこかで合流しよう」という。

「では、錦天満宮で落ち合おう」と返信する。

太秦広隆寺駅のあたりは、少し併用軌道だ。
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四条大宮駅から錦市場を抜けて錦天満宮まで歩いて向かおうと考えたが、
あまりの猛暑にもう歩く気力がなく、大宮駅で阪急に乗車。

阪急のチョコレート色が大好き♪
なんかレトロ感と高級感があるんだよねー
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終点河原町で下車。

新京極に出る。
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錦天満宮。
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まだカミさんと次男は来ていなかったので、お参りして待つ。
今日、いくつめの天満宮だよっ(笑)
道真さん、お願いしますよ~
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カミさんと次男も合流。
ふたりは当然お昼を済ませていたが、
私は昼も食べずにもくもくとウォーキングをしていたので、
お腹も喉もからっからだ。

京都で有名な「京極スタンド」に入る。
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来てみたかったんだよね♪
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生ビール(大)のセット。
この伝票がいかにもだ。
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生ビールはセットにすると冷奴・ハム・エビカツ・枝豆・スパサラがつく。
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せっかくの夏の京都。「鱧おとし」を追加。
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食欲がおさまらない私は「揚げそば」を注文。
すごいボリュームだが、ぺろっと食べてしまった(笑)
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レモンサワーや白州のハイボールなどをカミさんと呑みつつ、
お互いの「今日」を報告。
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カミさんと次男はかき氷を食べに行くと五条の方へ行ってしまった。

私は次の作戦行動に出るのであった。


京極スタンド
京都府京都市中京区新京極通四条上る中之町546
075-221-4156

※長文、最後までおつきあいありがとうございました。
今日の記事の作成には半日要しました・・・(汗)


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ばるべにー

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「ばるべにー酒店」に並べたい日本酒
※思い出したら追加していきます

福島:登龍(白河)
   奈良萬(喜多方)
   会津娘(会津若松)
   風が吹く(会津美里)
   天明(会津坂下)
   開當男山(田島)
   大七(二本松)
   一歩己(古殿)
東北:豊盃(青森)
   陸奥八仙(青森)
   洌(山形)
   上喜元(山形)
関東:松の寿(栃木)
   鳳凰美田(栃木)
   辻善兵衛(栃木)
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   屋守(東京)
   鏡山(埼玉)
   花陽浴(埼玉)
   来福(茨城)
中部:佐久乃花(長野)
   十九(長野)
   臥龍梅(静岡)
   房島屋(岐阜)
   小左衛門(岐阜)
   而今(三重)
   三重錦(三重)
北陸:白岳仙(福井)
   早瀬浦(福井)
近畿:篠峰(奈良)
   風の森(奈良)
中国:賀茂金秀(広島)
   美和桜(広島)
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九州:鍋島(佐賀)
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