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ワインと吸血鬼 【 Shinori 】

武蔵小山で開かれるワイン会に参加する。

武蔵小山?

どうやって行くんだっけ?

家内の祖母が武蔵小山に住んでいたので、
20年くらい前に一度だけ武蔵小山駅で降りたことがある。

路線図を調べると目黒で東急目黒線に乗り、2駅目ではないか。
意外と近いな。
もっと遠いイメージがあった。

今度は「東急目黒線?」と疑問に思う。
「目蒲線」じゃなかったっけ?

調べるともう12年も前に目蒲線の名称は廃止されているではないか。
南北線の乗り入れにともない、
東急目蒲線という名称がなくなり、
東急目黒線と東急多摩川線とに分割されたのだ。

私ら「西武族」にとって東急線って乗る機会が滅多にないので、
東急の複雑な沿線マップが頭に入っておらず、
城南地区はとんとわからんのだ。

武蔵小山駅に降りると駅の変貌ぶりにまず驚く。
昔は地上駅で田舎くさい駅だったように思うが、
いまはホームは地下にあり駅ビルも備えたモダンな駅になっていた。
武蔵小山駅


しかし、駅から一歩踏み出すと、
いまでも昭和な匂いがプンプンする飲み屋街はあるし、
武蔵小山の顔ともいうべきアーケード商店街のアーチが煌めいていたのだ。
昭和な

パルム


日本酒会にはたびたび参加してきたが、
ワイン会に参加するのははじめてだ。

だってワイン苦手なんだよね・・・

まず銘柄や葡萄の品種などの名前が覚えられない。
奈良萬とか山田錦といった、
相撲の四股名みたいな名前はすいすいとインプットされるんだけどな(笑)
カタカナはダメみたい。
世界史苦手だったし。。。

それにフレンチやイタリアンでワインを楽しもうと思うよりも
白木のカウンターの綺麗な日本料理屋で日本酒を楽しみたい気持ちがいつも勝るので、
これまでワインに親しむ機会がなかったというのもある。

今回のワイン会の会場が「焼鳥屋」だという。
焼鳥屋なら多少は気を楽にして参加できそうだぞ。
いままでにない世界に一歩を踏み出そうではないか。

武蔵小山商店街パルムに入るとすぐに「天下一品」の看板が目に飛び込む。
「やばいっ、〆に入ってはならんぞ」と飲む前に自分に言い聞かせておく。
天下一品


すると、そのお隣にある三ツ矢堂製麺の2階がワイン会の会場となっている
「焼鳥 Shinori」だった。
1階もお隣もラーメン屋というのは私にとって危険な立地だ(笑)
Shinori


階段を上りお店に入る。
階段

12名の参加者が集うらしい。
奥のテーブル席がワイン会特設席だ。

メニューボード


メニュー


すぐとなりにはワインセラーがある。
日本酒の冷蔵庫はラベルをチラッと見れば、銘柄がわかるが、
ワインはさっぱりだ。
セラー

ついつい上においてあるカップ酒が気になってしまう(笑)
日本酒


シャンパンで乾杯!
シャンパン

シャンパン02

前菜
とくにパテが最高♪
前菜

レバー
レバー

ねぎま
ねぎま

つくね
つくね

ワインは、白ワインから赤ワインへと進んでいく。
白

赤

この日はじめてお会いした方もたくさんいらしたのだが、
お酒と料理が進めば進むほど、場も和み、舌も滑らかになり、
みなさんとも打ち解けてくるのがこうした会の面白さだ。
これは日本酒会と同じだ。

ひざなんこつ
ひざなんこつ


たらの芽豚肉巻き
たらの芽


ししとう
ししとう


鴨肉
鴨


鶏そぼろごはん
鶏そぼろご飯



マール初体験☆
マールってブドウの搾りかすを水で抽出し、
それを発酵・蒸留して作ったブランデーのことらしい。
イタリアではグラッパとよぶ。
マール

これは日本産なのだ。
アルコール度数は40度。
こういうの好き♪
マール


デザート


店名の「Shinori」はご夫婦のお名前をミックスしたものだという。
フレンチ出身のご主人の焼鳥は抜群だったし、
ソムリエであるショートカット美人の奥様の快活な接客ぶりも素晴らしい。
ご主人と話す機会はなかったが、帰り際のご挨拶はとてもにこやかで素敵だった。

ワインは飲まず嫌いをしていた面があるので、
少しずつ勉強していこう。





Shinori
品川区3-25-14 2F
03-5749-3144

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ばるべにー的住みたい街 【やきとりや すぎもと】

「つきのや」を控え目にして早々に引き上げたのは、
もう1軒寄りたいお店があったからだ。

阿佐ヶ谷で焼鳥となると北口の「鳥久」が私のツボなのだが、
南口の「すぎもと」もちょいちょい名前を聞く店だ。

「すぎもと」は南口の昔ながらの飲み屋街の一角にある。
感じのいい店構えだ。
すぎもと

カウンター6席しかないこぢんまりとしたお店。
まずはビールで仕切り直し。
今度はキリンのラガーだ。
ビール

おまかせコース1900円にしてみる。
おまかせ

お通し
お通し

店内

レバー
レバー

お新香
お新香

砂肝
砂肝

冷酒は何があるかとたずねたら「越乃景虎」があるという。
越乃景虎

つくね
つくね

ピーマン肉詰め
ピーマン肉詰め

ササミ
ササミ

もも
もも


これでおまかせ終了だ。


ハツとナンコツを追加。
ハツ

ナンコツ

店主はまだ若いが、とても誠実な接客で落ち着いて飲めるお店だ。
阿佐ヶ谷のレパートリーがまた増えた。

「鳥久」は1軒目向きで、
「すぎもと」は2軒目向きかな。

いずれにせよ阿佐ヶ谷はいいお店が多くて困ってしまう。。。
灯り


吉祥寺・下北沢・自由が丘・代官山などいかにもオシャレな街が
毎年住みたい街ランキングの上位を占めるが、
私の第1位は阿佐ヶ谷で決まりだな☆



やきとりや すぎもと
杉並区阿佐谷南3-37-5
03-3398-0439




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酒場交流 【大衆酒場 つきのや】

この日は、出張帰り。

東京駅に降り立ち、そのまま中央線に乗る。
そして阿佐ヶ谷駅で降りる。

この日の目的地は「つきのや」だ。

私が飲み歩きの参考にさせてもらっているブログはいくつかあるが、
どのブログにもよく出てくるお店で気になっていたのだ。

最寄り駅は丸ノ内線の南阿佐ヶ谷駅だが、
阿佐ヶ谷駅から歩くと少々遠い。

アーケードから入った路地裏に店はあり、ちょっと迷う。。。
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カウンターの隅っこに座り、瓶ビールだ。
この赤星のサッポロラガー、学生時代に通っていた居酒屋の定番ビールだった。
当時は苦みが強く感じ、好きなビールではなかったが、いまは大スキ☆
ビール

本日のオススメメニューを拝見。
オススメ

3点盛り(1000円)。
3点は7種類から選べる。
貝好きな私は、殻付き青柳と赤貝、そしてほたるいかにする。
刺身

さらには揚げ物・甲殻類・マヨネーズと私の好物キーワードが
ひとつになった魅惑の料理「エビマヨ」をオーダー。
エビマヨ

少々歩いてでも「つきのや」に来たかったのは、
日本酒メニューも充実していると聞いていたからだ。

東北応援の日本酒には赤星☆がついている。
日本酒メニュー

燗酒メニュー

新酒

まずは「七本槍」(滋賀)を選ぶ。
七本槍

壁に貼られたメニューを見ているだけでつまみになる。
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2杯目は「洌」(山形)だ。
れつ


あとからきたお隣さんに「日本酒お好きなんですか?」とたずねられた。
おそらくは日本酒の瓶を嬉しそうに撮っている私が気になられたのだろう。

残念ながら“おひとりさま美女”ではなかったが(笑)
日本酒勉強中という同世代の方だった。

おたがいに美味しいお店の情報を交換する。
最近になって日本酒にはまったそうで
スマホには飲んだ日本酒のスペックや
たずねたお店のリストがびっしり書き込まれていた。

近頃の私は実践ばっかしで、
研究を怠っているなぁと反省。

昔は日本酒の本をあれこれ買って勉強したんだけどね。

こういうちょっとした酒場交流が楽しいのだ。
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お店のそとには発泡スチロールの箱が積まれていて、
注文によってお店のお姉さんがガラッと扉を開けて取りに行っていた。
夜空の屋外冷蔵庫というわけだね。
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お酒・料理・値段、そして接客とすべてよし。
阿佐ヶ谷駅から歩いてでも行くべし。


阿佐ヶ谷に住みてぇ~~~



つきのや
杉並区阿佐ヶ谷南1-14-12パティオエルスール1F
03-5378-8007




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ランチンジ 【チャウダーズ&PAUL】

白河に戻るとき、大宮駅で新幹線に乗ることが多い。
池袋駅からは東京駅へ出るよりも、大宮駅へ出た方が便利なのだ。

この日も池袋から湘南新宿ラインで大宮駅へ。
新幹線の待ち時間にエキュートで昼食を調達する。

お弁当にしようかとも思ったが、
あったかいスープで体をあたためたくなり、
「チャウダーズ」に入る。
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スープ専門店では「Soup Stock Tokyo」は何度か入っているが、
「チャウダーズ」に入るのははじめて。

「チャウダーズ」という名の通り、
看板メニューはシアトルクラムチャウダーだ。

クラムチャウダー発祥の地はシアトルではなく、
アメリカ東海岸のニューイングランドだ。

数年前にボストンを訪れたときに飲んだ本場のボストンクラムチャウダーは絶品だったな☆
レストランでも空港でもそこかしこにクラムチャウダーがおいてあり、
私は片っ端から飲んでいた。

シアトルクラムチャウダーはあさりではなくはまぐりを使うのが特徴らしい。
持ち帰りのLサイズを注文する。


パン食派ではない私も
さすがにクラムチャウダーにはパンをひたして食べたくなったので
となりのパン屋でクラムチャウダーに合いそうなパンをチョイス。
ピストーレとかいう白パンだ。
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新幹線に乗り込み、さっそくスープとパンをテーブルに広げる。
Lサイズでかっ!
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スープにパンのランチなんて。。。
1年に1度あるかないかの珍事であった。



チャウダーズ 大宮店
さいたま市大宮区錦町630  ecute大宮
048-648-8759

PAUL ecute大宮店 (ポール)
さいたま市大宮区錦町630  ecute大宮
048-648-8773




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つながっているとは! 【立呑み やきや&美香】

前回満席で入れなかった荻窪南口の「立呑み やき屋」へ同僚と行く。
やきや

以前は北口にあったそうだが、いまは南口に移転してこの日も大盛況だ。
わりと早い時間だったのですんなり入ることができた。

ここの肴は「いか」のオンパレードだ。
いか刺し、いかみみ刺し、げそ焼き、げそ揚げ、わたあえ、などなど・・・・・・
これらがすべて170円均一というのだから驚きだ。
メニュー00

メニュー

!?(笑)
げぞ


まずはビールでホッとひといき。
ビール

そして170円メニューをオーダーだ。
げそ揚げ。
げそあげ

いか刺し。
いかさし

みみ焼き。
みみやき

もつ煮も170円!
もつ煮


ビールを空けたら、次はお燗だ。
銘柄は何かと思えば「北の誉 辛口」だ。
1合が250円というのも“あったか”価格だ。

カウンター


値段が値段だけにぐいぐい飲み進む。
わたあえ


塩辛、わたあえなんて最高のアテを前にすると、
さらにお燗も加速する。
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最後にいか大根まで食べて、2人で3千円台だ。
道理で混んでいるわけだよ。
いかだいこん

店内


立呑み やきや
荻窪駅南口仲通り商店会



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白河ラーメン探訪記 in Tokyo ① 【中華そば 二代目 にゃがにゃが亭】

東京で白河ラーメンを探す旅をはじめる。
(そんな大げさなことでもないのだが…)

記念すべき最初の探訪は、いきなり定休日の壁に阻まれた。
今回はちゃんと営業日であることを事前に確認してから、お店に向かう。

目指すは三河島駅。
自宅とはまったく逆方向。
日暮里で常磐線にわざわざ乗り換えていかねばならない。

アホだな(笑)

白河ラーメンのためにそこまでするのかと思う自分と、
白河ラーメンのためだからそこまできるのだと思う自分がいる。

三河島駅のホームに降り立つと東京スカイツリーが見える。
ちょっと嬉しい☆
おのぼりさん気分で写真におさめる。
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駅を出て横断歩道を渡り、左手に進む。
最初の路地を右手に入ると、
右側に「二代目にゃがにゃが亭」という
何ともふざけたユーモラスな名前のお店があらわれる。
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お店に入ると食券機だ。
「さんま香油入り」なんてメニューもあるし、
わんたんそばもある(らいどさんなら迷わずコレだろう)。 
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私はシンプルに「中華そば」を選ぶ。
でも、煮卵はつけちゃう♪ 
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コレコレ♪
いい香りだ。

麺は白河ではあり得ない細さだ。
自家製麺のようだが、もっと太めのボコボコ麺がいいなぁ。
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でも、久々の白河ラーメン。
ほっとするな。
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ごちそうさまでした。




中華そば 二代目 にゃがにゃが亭
荒川区荒川3-61-6
03-6806-8586




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理想の「天一」を求めて 【天下一品 山科店】

たびたびブログに登場している「天下一品」。
吉祥寺店・新宿西口店・大宮東口店・五反田店がブログ登場済みだ。
まず、「天下一品」について少々語らせてもらう。

「天下一品」はいまではすっかり全国区になり、
アメトーーークでも「天下一品芸人」としてとりあげられたほどの人気だ。

私も「天下一品」を愛するひとりである。

「天下一品」との出会いは学生時代。
先輩に連れていかれたのが、
武蔵大学のとなりにある「天下一品 江古田店」だった。

このときの衝撃はいまだに忘れられない。

ラーメンのスープとは思えぬどろどろ濃厚スープ。

そのスープをおそるおそる一口飲んだとき、
「太陽にほえろ」で松田優作が叫んだ「なんじゃこりゃぁぁぁ」を
私も叫んでいたのだ。

以来、目白で飲んだくれ、江古田で途中下車し、
「天下一品」で〆るのが定番となっていた。

当時はまだ「天下一品」はメジャーではなく、店舗数も少なかった。
駒沢店があると聞いていたくらいで、
江古田店以外に通うことはなかった。

また当時は「あっさり」なんていう邪道なスープはなく、
頼めば「こってり」に決まっていた。
(私はいまだに「あっさり」を頼んだことがない)

そして、必ず江古田店で頼んでいたのが大盛り餃子定食
(通称:だいぎょうてい)
だ。

ラーメン大盛り(もちろんこってり)に餃子とライスがつく、
ど迫力メニューである。

江古田店の店員さんとは仲良くなり、
サークル仲間大勢でお店にいったときに、
「だいぎょうてい」早食い競争なるものをやった。

なんと優勝者には店員さんが賞品をくれるというのだ。



……優勝はもちろん私。

「ヤッター!」とよろこんでいたら
賞品はなんと「だいぎょうてい」のおかわりだった。

ありがたくいただき、もちろんこれも完食したのだった(笑)
このころは今よりもさらにタフだったなぁ。


大学卒業後は江古田店に行く機会はめっきり減った。

ある日、久々に江古田店を訪ねたときには
知っている店員さんは誰もおらず寂しかった。

でも、「天下一品」の東京都下の店舗数はずいぶんと増え、
池袋・新宿といった私がよく使うターミナル駅にもお店ができたのは
大変嬉しいことだった。

ところが、店が増えれば増えるほど、
江古田店の味とは異なる「天下一品」に出会うことが多くなった。

天一にも「餃子の王将」と同じように直営店とFC店とがあるようで、
同じ「天下一品」と言えどもメニューや味が店舗ごとに微妙に違うのだ。

だからこそ「天下一品」をめぐる旅は楽しいとも言えるのだが、
私の理想の天一はやはり学生の頃に食べた江古田店の味なのだ。



そんな思い入れの強い「天下一品」の総本店は京都の北白川にある。

まさに天一ファンには聖地と言えるわけだが、
聖地はまたいずれの機会に行くとして、
まずは「天下一品」発祥の地である京都府下で「天下一品」を一度は食べてみたい。

すると山科にも「天下一品」がちゃんとあるではないか。

食べログでチェックすると全国の「天下一品」を食べまくっているレビュアーさんが、
山科店を高評価している。

これは行っておかないと、天一ファンの名折れである。


その山科店に行くチャンスが到来した。

16時の新幹線に乗るために山科駅にむかう。
カミさんは朝がゆで満足らしく、お昼はいらないと言う。

ならば天一しかない。

カミさんと五条別れで別れて、
私だけ京都薬科大前にある「天下一品 山科店」を訪ねる。
(カミさんは天一には苦い思い出があり、以来食べないのだ。。。)

おぉ~、この門構えからしてすごい!
こんな天一、東京ではあり得ないな(笑)
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どうも「天下一品」って大学のそばに出店する傾向が強いように思う。
私が行ったことのある「天下一品」も大学のそばが多い。

江古田店(武蔵大学)
駒沢店(駒澤大学)
高田馬場(早稲田大学)
宇都宮(宇都宮大学)など・・・

そしてこちらは京都薬科大。
あのこってりに耐えられるのはやはり学生の強靱な胃袋というわけか。
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山科店はとんかつ定食など定食のバリエーションや
サイドメニューが豊富だったが、
純粋に味わいたかったのでラーメンを単品で注文。
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店内もやたら広い。
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スープの色が東京で見かけるよりも濃いなぁ。
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飲んでみると味も濃い。
思い起こせば、江古田店で最初に食べていた頃のスープは
このくらい濃かったかも。

最近の天一は、
店によってはだいぶライトなこってりになってしまっているからね。

スープが最後まで冷めず、麺とのからみもいい。


ああ、大満足だ。


でも、スープは飲み干せなかった。
どうにか「明日もお待ちしています」のサインまでスープを飲む。

「明日も・・・・・・」って言われても、
2日連続で天一を食べられるパワーがなくなっている自分が哀しい。。。
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まさか瓢亭で朝がゆ食べた日の昼食が天一とは……

私らしいといえばそれまでだが、
めちゃくちゃだ(笑)


とにかく、天一は最高なのだ。



天下一品 山科店
京都市山科区御陵中内町38-65
075-593-4922




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朝ビー・朝酒・朝がゆ・朝庭園 【瓢亭別館&無鄰菴】

京都に暮らす家族との離ればなれの生活はさびしいが、
おかげで京都に行く機会ができて、楽しみも増えた。

そんな京都でぜひとも一度訪ねてみたかったが「瓢亭」だ。

『美味しんぼ』で読んで以来、
頭の片隅にインプットされていた「瓢亭」の朝がゆ。

どうしても一度食べてみたかったのだ。

前夜遅くに京都に帰ってきたカミさん。
翌朝、子どもたちを小学校と幼稚園に送り出す。

このところいろいろと多忙を極めるカミさんを慰労してあげようと
月曜日の朝10時に「瓢亭別館」の予約をしておいたのだ。

ホントかっ? 
自分が食べたいだけだろってツッコミが聞こえてきそうだが……


もちろん私もカミさんも朝飯抜きのハラペコで向かう。

こちらは本館。
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本館のすぐおとなりが別館だ。
本館よりもお手頃価格で朝がゆをいただくことができるのが別館のいいところ。
この時期の朝がゆは鶉かゆになる。
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もう2度とくるチャンスはないかも知れない瓢亭。
後悔してはいけない。
朝ビーだ☆
カミさんと乾杯!
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そしてまずはおかずが登場。
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私の職場の同僚が先日京都を旅して、やはり朝がゆを食べているのだ。
その同僚がこの瓢亭名物の半熟玉子を「エロい卵」と称した。

たしかに白身のプニュプニュ感と半熟の黄身のトロッと感がなんともエロい。
こうなるともう「エロい卵」としか表現できなくなる(笑)
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このお椀、とっても美味しかったんだけど
何だっけなぁ。
白味噌がどうのこうの言っていたように思ったけど・・・
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こうなりゃ熱燗も飲んじゃえ。
小原庄助もビックリの朝酒だ。
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そして、小原庄助もビックリは、月桂冠の瓶で来たよ(笑)
京都だから月桂冠はわかるけど、瓶のまんまかよ。
徳利に移し替えるくらいしたらいいのに。

いとすさまじ。

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そして、メインディッシュの鶉かゆ登場。
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ちなみに朝がゆは4500円だ。
かなりの贅沢な朝ご飯となったが、
夫婦で京都のいい思い出ができたよ♪

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店をあとにし南禅寺の方へと歩き出す。

するとすぐお隣に「無鄰菴(むりんあん)」なる庭園がある。
食後の散策に入ってみるのだった。



瓢亭(ひょうてい) 別館
京都市左京区南禅寺草川町35
075-771-4116





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京都でお留守番 【めんめん&京都国際マンガミュージアム&きじ】

日曜日。
午前中は次男の将棋教室につきあう。

京都に来て教室に通い出したらさらにメキメキと腕を上げ、
この日も小学生相手に勝ち星を重ねていた。

もう私は次男と対局したくない。。。


午後は子どもたちのリクエストで京都国際マンガミュージアムに行くことになっている。
そのまえに腹ごしらえだ。

これまた子どもたちのリクエストで団地のそばにある「めんめん」に行く。
カウンターしかないお店だが、次々とお客さんが来て人気のお店のようだ。
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長女は山かけ、長男は肉、次男はなめこおろし(渋っ!)うどんをそれぞれオーダー。
麺の量は(小)・(中)・(大) とあり、
どれにしても同じ値段のようだが、全員(小)に する。
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私は子どもたちが残すであろうことを見越して、
ビールにげそからとコロッケにする。
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ところがげそあげは、子どもたちにほとんどを奪われてしまう。。。
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もう少し腰の強いうどんが好みだが、
リーズナブルでメニューが豊富なので人気なのだろう。


昨日に引き続き地下鉄で市内へ向かう。
烏丸御池駅で降りて地上に出ると、すぐのところに京都国際マンガミュージアムはある。
元々小学校だったところを改築したのだ。
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小学生は100円という入館料で一日中マンガが読み放題だ。
大人は800円。
幼稚園児の次男は無料なので、4人で1000円。

これで半日時間がつぶせちゃうのはありがたい。
公的な漫画喫茶のようなもんだな。

最新のマンガは少ないが、
ミュージアムというだけあって、
ドラゴンボール世代の私が少年時代に読んだ昔懐かしのマンガは豊富に揃っている。
私も片っ端から読み漁る。
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気がつけばもう日が暮れ始めている。
帰るぞぉ~
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山科に着き、お好み焼きを食べて家に帰る。
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カミさんは22時近くにならないと帰ってこないようだ。
明日は学校だから、子どもたちを早く寝かせる。
ところが、この日もどうやら私が真っ先に寝ていたようだ(笑)


めんめん渋谷店
京都市山科区西野今屋敷町27
075-593-8419 ‎


京都国際マンガミュージアム
京都市中京区烏丸通御池上ル (元龍池小学校)
075-254-7414(代)


お好み焼 鉄板焼 きじ
京都市山科区竹鼻竹ノ街道町73
075-592-5703

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「本格」な映画村 【東映太秦映画村】

京都の我が家に帰り、久しぶりの一家団欒だ。
カミさんお得意のおでんを食べて、
「玉の光」(京都)のお燗を愉しむ。


翌日。
東映太秦映画村に行く。

ここも京都の「お約束」でしょう♪
私は小学生の頃に行って以来、カミさんと子どもたちははじめてだ。

太秦天神川駅まで地下鉄で行き、嵐電に乗り換える。
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そして、太秦広隆寺駅に到着。
広隆寺の山門がお出迎えだ。
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広隆寺には国宝第一号の半跏思惟像(弥勒菩薩像)がある。
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私は以前に拝観しているが、カミさんはないので、
ちょっと立ち寄ろうかとも思ったが、
長女に「寺はイヤ!」と一蹴されてしまう。

京都に来てカミさんの寺巡り・紅葉散策に散々つきあわされた長女は
すっかり「寺アレルギー」になってしまったのだ。
泣く泣く広隆寺はパスする。

歩いて5分もすると映画村だ。

「水戸黄門」をはじめとした時代劇の撮影がいまでも盛んに行われる有名な場所だ。
残念ながら水戸黄門は終わってしまったが、
この日も映画村に隣接するスタジオなどではいくつかの番組の撮影をしていたようだ。
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映画村は、江戸時代や明治時代の町並みが再現されている。
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なぜか池からは恐竜が5分おきに顔を出す。
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さらには、忍者からくり屋敷や南京玉すだれ、
忍者ショーなどのアトラクションも楽しめるのだ。
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私はこんな場面でも、江戸時代の酒屋や飲み屋が気になってしまうのだ。
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半日存分に遊んだあと、遅い昼食を映画村の中でとることにする。
子どもたちはスパゲッティやお子さまカレー、鶏マヨ丼なんて
京都らしからぬものばかり注文するので私は「ゆば丼」にしてみた。
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このゆば丼、子どもたちに一口あげたら好評で、
ずいぶん取られてしまった。。。


最後にお土産コーナーを物色していたら、おもろいものを発見☆

映画村らしく時代劇用のかつらを売っていた。
「本格殿様」と書かれたかつらは10290円もする。
さすが「本格」だ。
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でも、そのパッケージに貼ってあった見本の写真によれば、
このかつらをつけるとこんな感じになるらしい。
どこが「本格」なんだよ(笑)
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同じシリーズに「本格侍」と「本格町人」も並んでいたが、
どれもギャグにしか見えないんだけど(笑)
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映画村を出て、夕刻に京都駅へ戻る。
カミさんだけやむにやまれぬ用事があって自分の実家に戻るため、
京都駅でしばしのお別れだ。
明日の夜遅くまで子どもたちとお留守番だ。

すると、カミさんがお留守番のおわびにと思ったのか、
京都駅構内にあるベルギーワッフルのお店「Manneken」で
私と子どもたちにワッフルを買ってくれた♪
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山科の我が家へ戻り、途中スーパーでお総菜を買って帰る。
子どもたちとくだらないお笑い番組を見ながら夕飯をとり、
ワッフルを食べて、20時過ぎにはもう就寝だ!
おそらく私が一番に寝ていたな(笑)
R0010212.jpg



明日もパパとお出かけするぞぉ!




東映太秦映画村
京都市右京区太秦東蜂岡町10
075-864-7710



Manneken JR京都駅店
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 JR京都駅構内
075-352-3163




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ばるべにー

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