Bar White River 白河と石神井をこよなく愛する呑んだくれ・喰いだおれの日記
白河でちょっとした話題になっているミステリーがこれだ。
柴田哲孝『渇いた夏』(祥伝社)

何と事件の舞台が西郷村、白河市なのである。
だから、みどり書房ではこんな調子で平積みになっているのだ。

作家の柴田哲孝氏もこの『渇いた夏』フェアに感動し、ここを訪れ、サインをしていったようだ。
この本、私も読んだが、ミステリーとしてはごく普通の作品だと思う。
しかし、文中に白河市民や西郷村民にとって「馴染みのお店」が「実名」で登場するから面白いのだ。
たとえば「メガステージ」やその中にある「文教堂」が出てくる。
蕎麦の「新駒」も出てくる。
文中に出てこないみどり書房で大々的にフェアを開催しているのに、
文中に出てくる文教堂は他の本と大差のない扱いだというのは、何とも“笑える”現象だ。
むしろ謙虚とも言える。

“笑えない”現象が、「日ノ本」だ。
主人公の探偵がお気に入りのお店で、文中に何度も登場し、情報収集の場として活躍する。
たとえるなら『相棒』に出てくる高樹沙耶のお店みたいなもんだ。
『はぐれ刑事』なら真野あずさ。
みどり書房のフェアの紹介にも「日ノ本」登場とある。


しかし、当の「日ノ本」はもうないのだ・・・。
店をすでにたたんでしまっている。

この本の設定は2007年夏であり、甲子トンネルもまだ開通してないことが書かれている。
だから作者が取材した頃は「日ノ本」は健在であり、作者自身もそこで飲んだのであろう。
この本の出版がもう少し早ければ、客足が増えていたかも知れないと思うとかわいそうでならないのだった。
この作品、「火サス」」あたりでドラマ化してくれないだろうか。
県南ならば視聴率50%はかたいと思うのだが。
柴田哲孝『渇いた夏』(祥伝社)

何と事件の舞台が西郷村、白河市なのである。
だから、みどり書房ではこんな調子で平積みになっているのだ。

作家の柴田哲孝氏もこの『渇いた夏』フェアに感動し、ここを訪れ、サインをしていったようだ。
この本、私も読んだが、ミステリーとしてはごく普通の作品だと思う。
しかし、文中に白河市民や西郷村民にとって「馴染みのお店」が「実名」で登場するから面白いのだ。
たとえば「メガステージ」やその中にある「文教堂」が出てくる。
蕎麦の「新駒」も出てくる。
文中に出てこないみどり書房で大々的にフェアを開催しているのに、
文中に出てくる文教堂は他の本と大差のない扱いだというのは、何とも“笑える”現象だ。
むしろ謙虚とも言える。

“笑えない”現象が、「日ノ本」だ。
主人公の探偵がお気に入りのお店で、文中に何度も登場し、情報収集の場として活躍する。
たとえるなら『相棒』に出てくる高樹沙耶のお店みたいなもんだ。
『はぐれ刑事』なら真野あずさ。
みどり書房のフェアの紹介にも「日ノ本」登場とある。


しかし、当の「日ノ本」はもうないのだ・・・。
店をすでにたたんでしまっている。

この本の設定は2007年夏であり、甲子トンネルもまだ開通してないことが書かれている。
だから作者が取材した頃は「日ノ本」は健在であり、作者自身もそこで飲んだのであろう。
この本の出版がもう少し早ければ、客足が増えていたかも知れないと思うとかわいそうでならないのだった。
この作品、「火サス」」あたりでドラマ化してくれないだろうか。
県南ならば視聴率50%はかたいと思うのだが。
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「うどんのタヌキ」に行ったあと、時計を直しに中町にある「緑川時計店」へ行った。
バンドが切れただけなのだが、やっぱり修理は時計屋さんが安心だ。
その帰り、「白井酒店」に寄ってみる。
ここは久保田や出羽桜の品揃いがいいのだが、好みの日本酒は少ないのだ。
だから、お店に入るのは久しぶりだ。
今日は珍しい一本を見つけた。
会津坂下町にある廣木酒造の「泉川」純米吟醸だ。
「飛露喜」ですっかり全国区になった廣木酒造の県内ブランドあ「泉川」である。
県内ブランドとはいえ、このあたりでは滅多にお目にかかれない。
「飛露喜」はかなりいい値段がするものもあるが、
この「泉川」は2200円と純吟としてはコストパフォーマンスの高いお酒である。
飛露喜のような華やかさはないが、飛露喜のような芳醇さを持っている。
冷やでも燗でもいけそうだ。
今宵の晩酌は「冷や」で行ってみる。

定番酒にしたい1本である。
緑川時計店
福島県白河市中町44
0248-23-2610
白井酒店
白河市中町42白井ビル
0248-27-2203
翌日、時計を取りに行った。
バンドの修理だったが、300円でいいと言う。
そこらのホームセンターで直すより、やっぱりちゃんとした時計屋さんがいい。
帰りにランチをとる。
白河で洋食の老舗と言えば「グリル銀座」がある。
これまでなかなか入るチャンスがなく、はじめて入る。


この日1番のお客だったようだ。
窓側の席に座る。

店頭のMENUボードを見た時点で決まっていた。

「人気のボリューム!」と書かれた「ステーキ&ハンバーグ」にする。

990円で贅沢を言ってはいかんが、ステーキは少々かたい。
ハンバーグは手作りで美味しかったが、もうちょっと大きいと嬉しいかなというサイズ。
「ボリューム」という言葉に期待しすぎたかな・・・。
でも、こういう「昔ながらの洋食屋さん」は大好きだ。
今度は「ドリア」を食べてみたい。
グリル銀座
白河市中町45
0248-23-2015
バンドが切れただけなのだが、やっぱり修理は時計屋さんが安心だ。
その帰り、「白井酒店」に寄ってみる。
ここは久保田や出羽桜の品揃いがいいのだが、好みの日本酒は少ないのだ。
だから、お店に入るのは久しぶりだ。
今日は珍しい一本を見つけた。
会津坂下町にある廣木酒造の「泉川」純米吟醸だ。
「飛露喜」ですっかり全国区になった廣木酒造の県内ブランドあ「泉川」である。
県内ブランドとはいえ、このあたりでは滅多にお目にかかれない。
「飛露喜」はかなりいい値段がするものもあるが、
この「泉川」は2200円と純吟としてはコストパフォーマンスの高いお酒である。
飛露喜のような華やかさはないが、飛露喜のような芳醇さを持っている。
冷やでも燗でもいけそうだ。
今宵の晩酌は「冷や」で行ってみる。

定番酒にしたい1本である。
緑川時計店
福島県白河市中町44
0248-23-2610
白井酒店
白河市中町42白井ビル
0248-27-2203
翌日、時計を取りに行った。
バンドの修理だったが、300円でいいと言う。
そこらのホームセンターで直すより、やっぱりちゃんとした時計屋さんがいい。
帰りにランチをとる。
白河で洋食の老舗と言えば「グリル銀座」がある。
これまでなかなか入るチャンスがなく、はじめて入る。


この日1番のお客だったようだ。
窓側の席に座る。

店頭のMENUボードを見た時点で決まっていた。

「人気のボリューム!」と書かれた「ステーキ&ハンバーグ」にする。

990円で贅沢を言ってはいかんが、ステーキは少々かたい。
ハンバーグは手作りで美味しかったが、もうちょっと大きいと嬉しいかなというサイズ。
「ボリューム」という言葉に期待しすぎたかな・・・。
でも、こういう「昔ながらの洋食屋さん」は大好きだ。
今度は「ドリア」を食べてみたい。
グリル銀座
白河市中町45
0248-23-2015
オフのランチ。
すっかり気に入った「うどんのタヌキ」に家族で行くことにした。
今日も看板が強烈だぁ。


何にしようかな~。
あれっ。
前回食べておいしかった「ぶたもち」のブタの絵がない。

聞くと「ぶたもち」のシーズンは終わってしまったらしい。
残念。
「梅うどん」にする。

カミさんはとりにくとおもちの天ぷらが入った「とりもち」。

ネギのクタクタ加減が丁度いい。
3歳児は「ちく玉ぶっかけ」。

でも、「ちく」と「玉」は父親が奪い取る。
半熟卵の天ぷらがこんなにうまいなんてタヌキで覚えた味だ。
トローりだ。

お店にはうどんを打つ音が響いていて、その音も美味しさをさらに引き立てているのであった。
うどんのタヌキ
西白河郡西郷村大字熊倉字折口原258-3
0248-25-4456
定休日:水
すっかり気に入った「うどんのタヌキ」に家族で行くことにした。
今日も看板が強烈だぁ。


何にしようかな~。
あれっ。
前回食べておいしかった「ぶたもち」のブタの絵がない。

聞くと「ぶたもち」のシーズンは終わってしまったらしい。
残念。
「梅うどん」にする。

カミさんはとりにくとおもちの天ぷらが入った「とりもち」。

ネギのクタクタ加減が丁度いい。
3歳児は「ちく玉ぶっかけ」。

でも、「ちく」と「玉」は父親が奪い取る。
半熟卵の天ぷらがこんなにうまいなんてタヌキで覚えた味だ。
トローりだ。

お店にはうどんを打つ音が響いていて、その音も美味しさをさらに引き立てているのであった。
うどんのタヌキ
西白河郡西郷村大字熊倉字折口原258-3
0248-25-4456
定休日:水
ラーメンは何でも好きだが、塩ラーメンが特に好きだ。
しかし、白河ラーメンは醤油が正統なため、塩を出すお店は少ない。
さっぱり塩ラーメンが食べたくなると那須町にある4号沿いの「のら」に行く。

トマトラーメンという看板が怪しげだが、
このお店は那須街道にある「イタリア小僧」の系列店である。
トマトラーメンは「イタリア小僧」の人気メニューを「のら」でも出すようになったものだ。
一度食べたことがあるが、想像していた以上に美味しかった。
もともと、「のら」の前身もイタリアンレストランだった。(お店の名前は忘れちゃったが・・・)
その名残がお店の外観からも伺える。

塩ラーメンを頼む。
スープが澄んでいて、さっぱりしながらもニンニクチップがコクを引き出している。
チャーシューがおいしい。
のりの陰には味玉半分が隠れている。

「のら」のすぐそばに洋食の「ファンタジア」がある。
ここはステーキやハンバーグで有名だが、ここがこの系列店の元祖なのだ。
だから、「のら」のチャーシューやお肉も美味しい。
今日は塩ラーメンにしたが、実はカツ丼が気に入ってるほどだ。
メニューを見ても、ラーメン屋として只者ではないことがわかる。
「エスカルゴ」が食べられるラーメン屋なんて全国にココくらいかも知れない。

が、まだエスカルゴを頼んだことはない・・・。
ラーメンのら
栃木県那須郡那須町豊原丙346
0287-72-6543
しかし、白河ラーメンは醤油が正統なため、塩を出すお店は少ない。
さっぱり塩ラーメンが食べたくなると那須町にある4号沿いの「のら」に行く。

トマトラーメンという看板が怪しげだが、
このお店は那須街道にある「イタリア小僧」の系列店である。
トマトラーメンは「イタリア小僧」の人気メニューを「のら」でも出すようになったものだ。
一度食べたことがあるが、想像していた以上に美味しかった。
もともと、「のら」の前身もイタリアンレストランだった。(お店の名前は忘れちゃったが・・・)
その名残がお店の外観からも伺える。

塩ラーメンを頼む。
スープが澄んでいて、さっぱりしながらもニンニクチップがコクを引き出している。
チャーシューがおいしい。
のりの陰には味玉半分が隠れている。

「のら」のすぐそばに洋食の「ファンタジア」がある。
ここはステーキやハンバーグで有名だが、ここがこの系列店の元祖なのだ。
だから、「のら」のチャーシューやお肉も美味しい。
今日は塩ラーメンにしたが、実はカツ丼が気に入ってるほどだ。
メニューを見ても、ラーメン屋として只者ではないことがわかる。
「エスカルゴ」が食べられるラーメン屋なんて全国にココくらいかも知れない。

が、まだエスカルゴを頼んだことはない・・・。
ラーメンのら
栃木県那須郡那須町豊原丙346
0287-72-6543
梅宮を出て、2軒目を探す。
ぷらぷら歩いて前から気になっていたお店に入ることにする。
新蔵の「梅むら」だ。

店構えやのれんを見て、自分にあったお店かどうか70%の確率で当てることができる。

渋いお店だ。
昭和のにおいがプンプンする。
地元のおじさんたちがゆっくりお酒を楽しんでいる。
こういうお店はまず「当たり」だ。
今日は70%の確率に入ったようだ。


生ビールは「プレミアムモルツ」ではないか。
私が一番好きなビールだ。
白河でプレミアムモルツを生で提供するお店は少ないように思う。
嬉しい!

看板にあったもつ焼きとおでんを頼む。
もつ焼きはシロとガツを塩で注文した。
どちらも1個が大きく、美味い。

おでんは関東風だが、食べてみると味が濃すぎず、だしがよく染みこんでいてこれまた美味い。

久しぶりに美味しい豆腐のおでんを食べた。
他のもつ焼きも美味しいんだろうな。
次は全制覇しようと思う。

「梅宮」と「梅むら」。
代行やタクシーがよく聞き間違えるらしい。
代行の人に聞いたら、3月から料金が元に戻るそうだ。
がっかり・・・。
何でも、料金を安くしてもお客さんの数は増えず、利益が上がらなかったそうだ。
それなら元に戻しちゃえという訳だ。
代行の競争も大変みたいだから仕方ないのかな・・・。
梅むら
白河市新蔵町25-1
0248-23-3444
ぷらぷら歩いて前から気になっていたお店に入ることにする。
新蔵の「梅むら」だ。

店構えやのれんを見て、自分にあったお店かどうか70%の確率で当てることができる。

渋いお店だ。
昭和のにおいがプンプンする。
地元のおじさんたちがゆっくりお酒を楽しんでいる。
こういうお店はまず「当たり」だ。
今日は70%の確率に入ったようだ。


生ビールは「プレミアムモルツ」ではないか。
私が一番好きなビールだ。
白河でプレミアムモルツを生で提供するお店は少ないように思う。
嬉しい!

看板にあったもつ焼きとおでんを頼む。
もつ焼きはシロとガツを塩で注文した。
どちらも1個が大きく、美味い。

おでんは関東風だが、食べてみると味が濃すぎず、だしがよく染みこんでいてこれまた美味い。

久しぶりに美味しい豆腐のおでんを食べた。
他のもつ焼きも美味しいんだろうな。
次は全制覇しようと思う。

「梅宮」と「梅むら」。
代行やタクシーがよく聞き間違えるらしい。
代行の人に聞いたら、3月から料金が元に戻るそうだ。
がっかり・・・。
何でも、料金を安くしてもお客さんの数は増えず、利益が上がらなかったそうだ。
それなら元に戻しちゃえという訳だ。
代行の競争も大変みたいだから仕方ないのかな・・・。
梅むら
白河市新蔵町25-1
0248-23-3444
また梅宮に行く。
おすすめメニューに新メニューを発見!
「ソフトシェルクラブ」
脱皮したてのカニを揚げたものらしい。

丸ごとパリパリ食べる。
大きな生かき。

今日は午後から雪がちらつき寒かったので、燗にする。
燗といえば「神亀」純米(埼玉)が最高だ。

山田錦・五百万石・美山錦、3種類の酒米を使っている。
かつて『美味しんぼ』で紹介されて有名になったお酒だ。
このお酒は燗にしたときに旨味が増す。

つづけて、「睡龍」純米・涼(奈良)。
こちらも燗向きのお酒として名高い。
ラベルがくるくるロールしていてかわいい。

裏書きのアルコール度数と精米歩合が手書きなところがなかなかにくい。

サービスでカツオのハラスを塩焼きにして出してくれた。
こういうところが梅宮のCSを高めるんだよな。

美味しいお燗で心も体も温まって店をあとにしたのだった。
酒菜屋梅宮
白河市大工町
おすすめメニューに新メニューを発見!
「ソフトシェルクラブ」
脱皮したてのカニを揚げたものらしい。

丸ごとパリパリ食べる。
大きな生かき。

今日は午後から雪がちらつき寒かったので、燗にする。
燗といえば「神亀」純米(埼玉)が最高だ。

山田錦・五百万石・美山錦、3種類の酒米を使っている。
かつて『美味しんぼ』で紹介されて有名になったお酒だ。
このお酒は燗にしたときに旨味が増す。

つづけて、「睡龍」純米・涼(奈良)。
こちらも燗向きのお酒として名高い。
ラベルがくるくるロールしていてかわいい。

裏書きのアルコール度数と精米歩合が手書きなところがなかなかにくい。

サービスでカツオのハラスを塩焼きにして出してくれた。
こういうところが梅宮のCSを高めるんだよな。

美味しいお燗で心も体も温まって店をあとにしたのだった。
酒菜屋梅宮
白河市大工町
町の魚屋さんは都会では絶滅の危機にある。
昔は魚はお魚屋さん、肉はお肉屋さん、野菜は八百屋さんで買ったものだ。
「八百屋さん」なんて言葉は死語になりつつある。
地方都市である白河も徐々に都会化され、大型スーパーの波にのみこまれている。
そして、大手スーパーもヨークベニマル・ベイシア・ジャスコ・わしお・とりせんが熾烈な競争を繰り広げているのだ。
旧白河厚生病院の跡地にもヨークベニマルができるらしい。
白河市内3店舗目だ。
白河ではベニマルがひとり勝ち状態なのかな。
普段は我が家もベニマルを愛用しているが、ちょっと美味しい刺身を食べようとすれば、
やはりお魚屋さんのお刺身が質・量ともに嬉しい。
今日は、“親不孝橋”を渡ってすぐ左手にある向新蔵の「渡辺魚店」に足を運ぶ。
ここが白河では一番おすすめのお魚やさんだ。

18時過ぎに行ったので、今日はモノが少ない。
いつもは店を入るとたくさんの鮮魚や貝類が並んでいる。
スーパーの切り身なんかとは違う。


刺身の冷蔵ケースをのぞき、宮崎産カツオと相馬産〆鯖、北海道産つぶ貝ボイルを選び、盛り合わせにしてもらう。

さらに、うにいか塩辛を少々とホタテのひもも買い足す。
ホタテのひもは帰ってからバターソテーにした。


魚屋さんに入ってあれこれ眺めているだけで心が躍ってしまう。
申し訳ないがお肉屋さんでは感じない高揚感なのだ。
日本人はやっぱり肉より魚だとつくづく思ったのだった。
渡辺魚店
白河市向新蔵13
0248-23-2268
昔は魚はお魚屋さん、肉はお肉屋さん、野菜は八百屋さんで買ったものだ。
「八百屋さん」なんて言葉は死語になりつつある。
地方都市である白河も徐々に都会化され、大型スーパーの波にのみこまれている。
そして、大手スーパーもヨークベニマル・ベイシア・ジャスコ・わしお・とりせんが熾烈な競争を繰り広げているのだ。
旧白河厚生病院の跡地にもヨークベニマルができるらしい。
白河市内3店舗目だ。
白河ではベニマルがひとり勝ち状態なのかな。
普段は我が家もベニマルを愛用しているが、ちょっと美味しい刺身を食べようとすれば、
やはりお魚屋さんのお刺身が質・量ともに嬉しい。
今日は、“親不孝橋”を渡ってすぐ左手にある向新蔵の「渡辺魚店」に足を運ぶ。
ここが白河では一番おすすめのお魚やさんだ。

18時過ぎに行ったので、今日はモノが少ない。
いつもは店を入るとたくさんの鮮魚や貝類が並んでいる。
スーパーの切り身なんかとは違う。


刺身の冷蔵ケースをのぞき、宮崎産カツオと相馬産〆鯖、北海道産つぶ貝ボイルを選び、盛り合わせにしてもらう。

さらに、うにいか塩辛を少々とホタテのひもも買い足す。
ホタテのひもは帰ってからバターソテーにした。


魚屋さんに入ってあれこれ眺めているだけで心が躍ってしまう。
申し訳ないがお肉屋さんでは感じない高揚感なのだ。
日本人はやっぱり肉より魚だとつくづく思ったのだった。
渡辺魚店
白河市向新蔵13
0248-23-2268
郡山からの帰りに「り菜あん」に寄る。
ここはJAしらかわが運営する農産物直売所だ。
白河で採れた新鮮な野菜や果物、お米、地域ブランドの精肉やお菓子などが並んでいる。

老久保にあった「花野果ひろば」がJAしらかわのある弥次郎窪に移転し、「り菜あん」としてリニューアルオープンしたものだ。
「り菜あん」のすぐ後ろにはやはりJAが経営母体の白河厚生総合病院も新しくなってそびえている。
この週末は「加工品フェア」というのを催していた。
盛況だったようで私たちが立ち寄った16時ころは店内はがらんとし、商品もだいぶ少なくなっていた。




白河のお米をブランド米にしようと売り込み中のようだ。
我が家も白河のお米を知り合いの農家から白河産コシヒカリを廉価で譲ってもらっている。
白河に来た頃、あちらこちらに出現する「コイン精米所」の使途がよくわからなかったものだが、今ではいただいた玄米を精米するのになくてはならない存在だ。


巨人ファンの私も知らなかった・・・。
去年の日本シリーズでラミちゃんが白河米を贈られていたとは。

今年もラミちゃん頼むよ!

最後は「り菜あん」で人気のアイスジェラートを食べることにする。

ところが、普段は10種類くらいあるフレーバーが「塩ミルク」と「チョコ」しかない。
その「チョコ」も残りわずかで、どうにかすくってもらい「チョコ」を食べる。

柱に「祝 10万人達成」の垂れ幕が張ってあった。
こういう「来場者何万人目」みたいなニュースはよく聞く。
TDLのような入場券を買うような場所はまだわかるが、
本当にお客さんの数を正しくカウントしているのだろうか。
この日、私がカウントされたような気配はしなかったが・・・。
まっ、どうでもいいけど。
「地産地消」という言葉が定着してきて、ますますこうした産直所はにぎわうだろう。
安心できるおいしい食材が気軽に買える白河は本当にいいところだとあらためて思ったのだった。
り菜あん
白河市弥次郎窪29-1
0248-23-2500
営業時間:AM10:00~PM6:00
休業日:第1水曜日
ここはJAしらかわが運営する農産物直売所だ。
白河で採れた新鮮な野菜や果物、お米、地域ブランドの精肉やお菓子などが並んでいる。

老久保にあった「花野果ひろば」がJAしらかわのある弥次郎窪に移転し、「り菜あん」としてリニューアルオープンしたものだ。
「り菜あん」のすぐ後ろにはやはりJAが経営母体の白河厚生総合病院も新しくなってそびえている。
この週末は「加工品フェア」というのを催していた。
盛況だったようで私たちが立ち寄った16時ころは店内はがらんとし、商品もだいぶ少なくなっていた。




白河のお米をブランド米にしようと売り込み中のようだ。
我が家も白河のお米を知り合いの農家から白河産コシヒカリを廉価で譲ってもらっている。
白河に来た頃、あちらこちらに出現する「コイン精米所」の使途がよくわからなかったものだが、今ではいただいた玄米を精米するのになくてはならない存在だ。


巨人ファンの私も知らなかった・・・。
去年の日本シリーズでラミちゃんが白河米を贈られていたとは。

今年もラミちゃん頼むよ!

最後は「り菜あん」で人気のアイスジェラートを食べることにする。

ところが、普段は10種類くらいあるフレーバーが「塩ミルク」と「チョコ」しかない。
その「チョコ」も残りわずかで、どうにかすくってもらい「チョコ」を食べる。

柱に「祝 10万人達成」の垂れ幕が張ってあった。
こういう「来場者何万人目」みたいなニュースはよく聞く。
TDLのような入場券を買うような場所はまだわかるが、
本当にお客さんの数を正しくカウントしているのだろうか。
この日、私がカウントされたような気配はしなかったが・・・。
まっ、どうでもいいけど。
「地産地消」という言葉が定着してきて、ますますこうした産直所はにぎわうだろう。
安心できるおいしい食材が気軽に買える白河は本当にいいところだとあらためて思ったのだった。
り菜あん
白河市弥次郎窪29-1
0248-23-2500
営業時間:AM10:00~PM6:00
休業日:第1水曜日
今週も磐梯熱海に出かけた。
その帰路、遅いお昼をとろうとお店を探して郡山市内をうろうろしていた。
今回も事前リサーチが乏しく、出たとこ勝負であった。
住宅街に入り込んでしまったところ、この看板に目がいく。
私の「うまいものや」センサーが素早く反応。
車をUターンさせ、この店に決める。


おお! 陳健一の直弟子のお店と書いてある。
期待十分でお店へと入る。
14時を回っていたというのにお店は満員で、少々待たされる。
やはり、人気店のようだ。
さらに期待が高まる。
待っている間に店内をチェック。
おすすめメニューもチェック。
おお、店員さんは料理の鉄人で陳さんがかぶっていたタイプの帽子をかぶっている。
やっぱり直弟子のお店だと変なところで納得する。


腹ぺこの面々はそれぞれ別のものを注文して、つつき合うことにした。
陳さんといえば、当たり前だが四川料理なので、麻婆豆腐と担々麺は外せない。
炒飯はその店の善し悪しを判断する基準としているので、これも頼みたいところだ。
話し合いの末、決まったオーダーは次の通りだ。
①中華丼

あんかけものを食べてみたかったのだが、美味い!
②ラーメン

至ってシンプルなものも頼んでみたが、スープが旨い!
③酢豚定食

一品料理からは酢豚をチョイス。ボリューム満点!
④炒飯


個人的にはかなり好きなタイプの炒飯で、一緒についてきたコーンスープがまた絶品であった。
卵のとき具合に完全にノックアウトだ。
⑤四川担々麺とミニ麻婆丼のセット


お店の看板メニューの贅沢なセット。
担々麺は小辛(担々麺)・中辛(四川担々麺)・大辛(特製四川担々麺)と選ぶことができる。
何でも「真ん中」を選んでしまう私は四川担々麺にした。
どちらも四川ならではのスパイスが効いていて、辛みと旨味が上手に絡み合い、汗をかきながらも、やみつきになる味であった。
5年くらい前に、赤坂の「四川飯店」で陳健一の麻婆豆腐と担々麺も食べたことがある。
直弟子だけにその味によく似ており、十分満足できた。
ただ、麺が師匠よりも細麺を使っているように思う。
⑥生ビール×2+餃子


こんな美味しい料理を目の前にして飲まないわけはない。
最後に定食についていた「杏仁豆腐」でしめる。

おお! 久しぶりに本当の杏仁豆腐を食べた。めちゃくちゃ美味い!
陳さんありがとう。
素晴らしいお弟子さんが郡山にいらっしゃることに感謝します。

お店の人の接客も優しく、思わぬ名店の発見に大満足の昼下がりであった。
四川名菜 天心
福島県郡山市安積町荒井太夫場加16-5
024-945-9296
その帰路、遅いお昼をとろうとお店を探して郡山市内をうろうろしていた。
今回も事前リサーチが乏しく、出たとこ勝負であった。
住宅街に入り込んでしまったところ、この看板に目がいく。
私の「うまいものや」センサーが素早く反応。
車をUターンさせ、この店に決める。


おお! 陳健一の直弟子のお店と書いてある。
期待十分でお店へと入る。
14時を回っていたというのにお店は満員で、少々待たされる。
やはり、人気店のようだ。
さらに期待が高まる。
待っている間に店内をチェック。
おすすめメニューもチェック。
おお、店員さんは料理の鉄人で陳さんがかぶっていたタイプの帽子をかぶっている。
やっぱり直弟子のお店だと変なところで納得する。


腹ぺこの面々はそれぞれ別のものを注文して、つつき合うことにした。
陳さんといえば、当たり前だが四川料理なので、麻婆豆腐と担々麺は外せない。
炒飯はその店の善し悪しを判断する基準としているので、これも頼みたいところだ。
話し合いの末、決まったオーダーは次の通りだ。
①中華丼

あんかけものを食べてみたかったのだが、美味い!
②ラーメン

至ってシンプルなものも頼んでみたが、スープが旨い!
③酢豚定食

一品料理からは酢豚をチョイス。ボリューム満点!
④炒飯


個人的にはかなり好きなタイプの炒飯で、一緒についてきたコーンスープがまた絶品であった。
卵のとき具合に完全にノックアウトだ。
⑤四川担々麺とミニ麻婆丼のセット


お店の看板メニューの贅沢なセット。
担々麺は小辛(担々麺)・中辛(四川担々麺)・大辛(特製四川担々麺)と選ぶことができる。
何でも「真ん中」を選んでしまう私は四川担々麺にした。
どちらも四川ならではのスパイスが効いていて、辛みと旨味が上手に絡み合い、汗をかきながらも、やみつきになる味であった。
5年くらい前に、赤坂の「四川飯店」で陳健一の麻婆豆腐と担々麺も食べたことがある。
直弟子だけにその味によく似ており、十分満足できた。
ただ、麺が師匠よりも細麺を使っているように思う。
⑥生ビール×2+餃子


こんな美味しい料理を目の前にして飲まないわけはない。
最後に定食についていた「杏仁豆腐」でしめる。

おお! 久しぶりに本当の杏仁豆腐を食べた。めちゃくちゃ美味い!
陳さんありがとう。
素晴らしいお弟子さんが郡山にいらっしゃることに感謝します。

お店の人の接客も優しく、思わぬ名店の発見に大満足の昼下がりであった。
四川名菜 天心
福島県郡山市安積町荒井太夫場加16-5
024-945-9296
今朝は久しぶりの積雪で4号線も東北道も大変だった。

午後には雨に変わり、太陽も青空も出てきたのだった。
そんな日は美味い魚が食べたくなるものだ。
日がすっかり暮れた夕刻、西郷村にある「しずか」に寄ってみる。


ここは海鮮料理の「しずか」がやっているお魚屋さんである。
魚しずグループは白河では有名で、宴会場として「魚しず本家」という立派な離れも持っているのだ。

店に入ると活きのいい貝類が目に飛び込む。

貝類に目がない私は「平貝」と「ミル貝」、さらには本日お勧めの「カツオ刺し」を頼む。
すると、その場でさばいて刺し盛りにしてくれるのだ。

このボリュームで1350円也。
世は満足じゃ。
当然の如く、今日もお酒が進むのだった。
魚しず・しずか
西白河郡西郷村小田倉字大平224
0248-25-2576

午後には雨に変わり、太陽も青空も出てきたのだった。
そんな日は美味い魚が食べたくなるものだ。
日がすっかり暮れた夕刻、西郷村にある「しずか」に寄ってみる。


ここは海鮮料理の「しずか」がやっているお魚屋さんである。
魚しずグループは白河では有名で、宴会場として「魚しず本家」という立派な離れも持っているのだ。

店に入ると活きのいい貝類が目に飛び込む。

貝類に目がない私は「平貝」と「ミル貝」、さらには本日お勧めの「カツオ刺し」を頼む。
すると、その場でさばいて刺し盛りにしてくれるのだ。

このボリュームで1350円也。
世は満足じゃ。
当然の如く、今日もお酒が進むのだった。
魚しず・しずか
西白河郡西郷村小田倉字大平224
0248-25-2576