Bar White River 白河と石神井をこよなく愛する呑んだくれ・喰いだおれの日記
いよいよ台風が近づいてきた。
残念だが、新幹線が止まってしては困るのでなるべく早く帰京しよう。
でも、せっかくだから旅の〆は近江ちゃんぽんを食べてから帰ろう。
近江ちゃんぽんは彦根が発祥らしく、いまではチェーン店化したお店もあり、東京に進出もしているそうだ。
わざわざやってきてチェーン店のいうのは寂しいので、地元密着系を探す。
そして見つけたのが彦根銀座商店街にある「らーめん本気」。

近江ちゃんぽんというのは、カツオ・昆布出汁ベースのスープを特徴とし、
中太麺とたっぷりの野菜で、通常魚介類は入れないそうだ。
長崎ちゃんぽんと違って、具材は炒めずに煮込むのも特徴。
途中でスープに酢を入れて味に変化を加えるのが定番の食べ方だそうだ。


長男はチャーハン大盛。
やや油っぽいがなかなか美味い。

次男はキムチチャーハン。
最近わさびも食べられるようになったし、キムチもへっちゃらなのだ。
ノーマルのチャーハンよりもキムチのほうが美味い!

カミさんはチャーシュー麺。

長女はちゃんぽん。

私はこの店の名物でもある「あんかけちゃんぽん」

ちゃんぽんの麺は中太より少し細めという印象。
玉子でとじられたあんかけはアツアツだ。

3種の麺類を食べ比べたが、
何気に美味かったのがチャーシュー麺だ。
鰹出汁のスープがいちばん際立っていたように思う。
ちゃんぽんもやはりスープが美味い。
あまりリサーチもせずに入ったが、
地元の方が次々とやってくる人気店であった。

そうそう、こちらのお店「本気」と書いて「マジ」と読ませます。
かっこよすぎる(笑)

さぁ、湖東グルメ旅(笑)はこれにておしまい。
東京に帰るぞぉ。
ラーメン本気 (マジ)
滋賀県彦根市銀座町1-6
0749-27-3340
残念だが、新幹線が止まってしては困るのでなるべく早く帰京しよう。
でも、せっかくだから旅の〆は近江ちゃんぽんを食べてから帰ろう。
近江ちゃんぽんは彦根が発祥らしく、いまではチェーン店化したお店もあり、東京に進出もしているそうだ。
わざわざやってきてチェーン店のいうのは寂しいので、地元密着系を探す。
そして見つけたのが彦根銀座商店街にある「らーめん本気」。

近江ちゃんぽんというのは、カツオ・昆布出汁ベースのスープを特徴とし、
中太麺とたっぷりの野菜で、通常魚介類は入れないそうだ。
長崎ちゃんぽんと違って、具材は炒めずに煮込むのも特徴。
途中でスープに酢を入れて味に変化を加えるのが定番の食べ方だそうだ。


長男はチャーハン大盛。
やや油っぽいがなかなか美味い。

次男はキムチチャーハン。
最近わさびも食べられるようになったし、キムチもへっちゃらなのだ。
ノーマルのチャーハンよりもキムチのほうが美味い!

カミさんはチャーシュー麺。

長女はちゃんぽん。

私はこの店の名物でもある「あんかけちゃんぽん」

ちゃんぽんの麺は中太より少し細めという印象。
玉子でとじられたあんかけはアツアツだ。

3種の麺類を食べ比べたが、
何気に美味かったのがチャーシュー麺だ。
鰹出汁のスープがいちばん際立っていたように思う。
ちゃんぽんもやはりスープが美味い。
あまりリサーチもせずに入ったが、
地元の方が次々とやってくる人気店であった。

そうそう、こちらのお店「本気」と書いて「マジ」と読ませます。
かっこよすぎる(笑)

さぁ、湖東グルメ旅(笑)はこれにておしまい。
東京に帰るぞぉ。
ラーメン本気 (マジ)
滋賀県彦根市銀座町1-6
0749-27-3340
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鳥喜多で親子丼を食べ終えてから、まだ1時間ほどだが、
今度は夜ご飯に向かう(笑)
長浜の地ビールである「長濱浪漫ビール」直営のビアレストランだ。


お天気は生憎だったが、
ラッキーなことに、この日は地ビールが半額になる金曜日。
一番かき入れ時であろう金曜日に半額にするなんて、いよっ! 太ぱっら!

長浜はかつて北国街道の要衝、長浜宿として栄えたところだ。

店内はかなり広い。

ヴァイツェンとエールで乾杯!





こちらではヴァイツェン・エール・ピルスナー・スタウトの4種を醸造している。
ピルスナー





昼ご飯と夜ご飯が接近していたのに、
長女と長男はここでもライスを頼んで、
チキンやソーセージでがっついていた。
これまで食が細かった長男もだいぶ育ち盛りになってきたようで、
白米をかっこむ姿を見ると自分の中学時代を思い出し嬉しいのだ。
長濱浪漫ビール
滋賀県長浜市朝日町14−1
0749-63-4300
今度は夜ご飯に向かう(笑)
長浜の地ビールである「長濱浪漫ビール」直営のビアレストランだ。


お天気は生憎だったが、
ラッキーなことに、この日は地ビールが半額になる金曜日。
一番かき入れ時であろう金曜日に半額にするなんて、いよっ! 太ぱっら!

長浜はかつて北国街道の要衝、長浜宿として栄えたところだ。

店内はかなり広い。

ヴァイツェンとエールで乾杯!





こちらではヴァイツェン・エール・ピルスナー・スタウトの4種を醸造している。
ピルスナー





昼ご飯と夜ご飯が接近していたのに、
長女と長男はここでもライスを頼んで、
チキンやソーセージでがっついていた。
これまで食が細かった長男もだいぶ育ち盛りになってきたようで、
白米をかっこむ姿を見ると自分の中学時代を思い出し嬉しいのだ。
長濱浪漫ビール
滋賀県長浜市朝日町14−1
0749-63-4300
京都の翌日は、レンタカーを借りて湖東へ向かう。
台風が近づいてきており、明日の天気予報がよくない。
予定を前倒しして、彦根港から竹生島へ渡ることにする。
学生時代に能をやっていたので
、謡曲に登場する「竹生島」には前々から一度行ってみたかったのだ。
彦根港から40分で竹生島到着。

神の棲む島として古代より信仰されてきた島だ。
まずは都久夫須麻神社へ。
本殿は伏見城の遺構ともされる。

工事中の舟廊下を通って宝厳寺へ。

この唐門は国宝だ。

参詣を終えたら船着き場でかき氷を食べながら、帰りの船が来るのを待つ。

竹生島の雰囲気は子どもにもわかるのか、
寺社仏閣にあまり興味を示さない長女が「この島はいいね」と絶賛だった。
彦根に戻り、彦根城へ。
まずはこの方にお会いしないとね♪
ひこにゃん!
仕草が意外とかわいいので、見入ってしまった。
中に入っている人、どうやったらかわいく見えるか相当修行してるな(笑)

ひこにゃんがひっこんだあと、彦根城の天守閣を目指す。

現存12天守のひとつ。
見事だ。

彦根藩主は井伊家。
先日墓参した井伊直弼の像もある。

なんとか雨が降り出す前に竹生島と彦根城に行けてよかった。
予定の前倒しは成功だ。
しかし、昼ごはんを食べ損ねてしまい、
みんな腹ぺこ。
とりあえず宿泊先の長浜へ向かう。
時計の針はもう16時だ。
よし、ちょうどいい。
16時30分にオープンする有名なお店に行こう!
ホテルの無料シャトルバスを利用して長浜駅へ。
するとバケツをひっくり返したようなどしゃ降り。

しかし、雨にぬれることよりも食欲の方が圧倒的にまさり、
豪雨のなかも駅前を歩いて行く。
そして着いたのがこちら。
「鳥喜多」だ。

昼時だと行列必至の人気店らしいが、
どしゃ降りのせいか、夕方の開店時間だからか、
先客3組のみですぐに入れた。

こちらの名物は580円の「親子丼」。
この親子丼が食べてくて、雨にも負けず、腹ぺこにも負けず、
びしょ濡れになってもやってきたのだ。

とてつもない雨だったからカミさんが「運転していくよ」と言ってくれたのだが、
レンタカーはホテルに置いてきて正解だった。
せっかくの旅行なんだからカミさんも一緒に飲みたいもんね♪
「キリンとアサヒどちらにしますか?」って尋ねられた。
一番搾りだとイヤだったけどキリンはラガーだったので、Happy♪
乾杯!

卵がダメな次男は「きつねうどん」。
370円って駅そばみたいだが、関西風のおうどんは美味しいに決まっている。
次男もハフハフしながらすごい勢いで食べている。

私と長女と長男は「親子丼」。
見てよ、このビジュアル。
うつくすぃ~

カミさんは「他人丼」にしてみた。

もう一度「親子丼」を見ちゃお♪
びゅーてほーー
これが580円だなんて信じられない。

長女も長男もこの親子丼には感動していた。
おそらくもう1杯、おかわりできたであろうくらい、美味そうに食べていた。
(もちろん私ももう1杯いけたが・・・)
ご夫婦の接客もすばらしく、
人気店のおごりをまったく感じない良店であった。
大満足の昼ご飯であった。

店の前には旧開智学校。
滋賀県下で最初に建てられた学校だ。

黒壁スクエアにある海洋堂ミュージアムでフィギュアを見て、(この世界は正直よくわからない。。。)
街中をぶらぶら。




昼ご飯を食べてから1時間ほど経って、みんなもう小腹が空いている・・・(笑)
それでは今度は夜ご飯と行きますか!
鳥喜多
滋賀県長浜市元浜町8−26
0749-62-1964
台風が近づいてきており、明日の天気予報がよくない。
予定を前倒しして、彦根港から竹生島へ渡ることにする。
学生時代に能をやっていたので
、謡曲に登場する「竹生島」には前々から一度行ってみたかったのだ。
彦根港から40分で竹生島到着。

神の棲む島として古代より信仰されてきた島だ。
まずは都久夫須麻神社へ。
本殿は伏見城の遺構ともされる。

工事中の舟廊下を通って宝厳寺へ。

この唐門は国宝だ。

参詣を終えたら船着き場でかき氷を食べながら、帰りの船が来るのを待つ。

竹生島の雰囲気は子どもにもわかるのか、
寺社仏閣にあまり興味を示さない長女が「この島はいいね」と絶賛だった。
彦根に戻り、彦根城へ。
まずはこの方にお会いしないとね♪
ひこにゃん!
仕草が意外とかわいいので、見入ってしまった。
中に入っている人、どうやったらかわいく見えるか相当修行してるな(笑)

ひこにゃんがひっこんだあと、彦根城の天守閣を目指す。

現存12天守のひとつ。
見事だ。

彦根藩主は井伊家。
先日墓参した井伊直弼の像もある。

なんとか雨が降り出す前に竹生島と彦根城に行けてよかった。
予定の前倒しは成功だ。
しかし、昼ごはんを食べ損ねてしまい、
みんな腹ぺこ。
とりあえず宿泊先の長浜へ向かう。
時計の針はもう16時だ。
よし、ちょうどいい。
16時30分にオープンする有名なお店に行こう!
ホテルの無料シャトルバスを利用して長浜駅へ。
するとバケツをひっくり返したようなどしゃ降り。

しかし、雨にぬれることよりも食欲の方が圧倒的にまさり、
豪雨のなかも駅前を歩いて行く。
そして着いたのがこちら。
「鳥喜多」だ。

昼時だと行列必至の人気店らしいが、
どしゃ降りのせいか、夕方の開店時間だからか、
先客3組のみですぐに入れた。

こちらの名物は580円の「親子丼」。
この親子丼が食べてくて、雨にも負けず、腹ぺこにも負けず、
びしょ濡れになってもやってきたのだ。

とてつもない雨だったからカミさんが「運転していくよ」と言ってくれたのだが、
レンタカーはホテルに置いてきて正解だった。
せっかくの旅行なんだからカミさんも一緒に飲みたいもんね♪
「キリンとアサヒどちらにしますか?」って尋ねられた。
一番搾りだとイヤだったけどキリンはラガーだったので、Happy♪
乾杯!

卵がダメな次男は「きつねうどん」。
370円って駅そばみたいだが、関西風のおうどんは美味しいに決まっている。
次男もハフハフしながらすごい勢いで食べている。

私と長女と長男は「親子丼」。
見てよ、このビジュアル。
うつくすぃ~

カミさんは「他人丼」にしてみた。

もう一度「親子丼」を見ちゃお♪
びゅーてほーー
これが580円だなんて信じられない。

長女も長男もこの親子丼には感動していた。
おそらくもう1杯、おかわりできたであろうくらい、美味そうに食べていた。
(もちろん私ももう1杯いけたが・・・)
ご夫婦の接客もすばらしく、
人気店のおごりをまったく感じない良店であった。
大満足の昼ご飯であった。

店の前には旧開智学校。
滋賀県下で最初に建てられた学校だ。

黒壁スクエアにある海洋堂ミュージアムでフィギュアを見て、(この世界は正直よくわからない。。。)
街中をぶらぶら。




昼ご飯を食べてから1時間ほど経って、みんなもう小腹が空いている・・・(笑)
それでは今度は夜ご飯と行きますか!
鳥喜多
滋賀県長浜市元浜町8−26
0749-62-1964
この季節の京都はやはり紅葉が美しい。
今年は暖冬で色づきがどこも遅いようで、まだ京都の紅葉のピークには早そうだ。
それでも少しでも標高が高いところにいけばいいのではと、
比叡山に登ることにした。
電車で比叡山に行くには、京都側から行くルートと、滋賀側から行くルートがあるが、
滋賀側からのルートを選択。
山科から比叡山坂本駅まで湖西線の新快速を利用するとわずか2駅・9分の近さなのだ。
そこからバスでケーブル坂本駅へ。
全長2025mの日本一長いケーブルカーで延暦寺を目指すのだ。

ケーブル延暦寺駅の前から望む琵琶湖の眺め。
ワンダホー!

このケーブル延暦寺駅は開業当初の昭和2年のままだそうで、
国の登録有形文化財にも指定されている。(麓のケーブル坂本駅も)

天台宗の開祖最澄が開いた比叡山延暦寺。
前から来たかったんだよなぁ。
法然も親鸞も日蓮も栄西も道元も、
鎌倉新仏教を立ち上げる開祖はみな若き日にこの延暦寺で修業しているのだ。
おぉぉぉぉ、ここが根本中堂か。


早速、お茶屋で休憩。
甘酒とくず餅だ。

国宝殿まではいったが、西塔や横川の方までは足を伸ばせないので、
すぐにケーブルカーで下山。
ターンアウトと呼ばれる、上りと下りがすれ違う地点では、
ついついかつて鉄道ファンだった血が騒ぐ。

下山し、少し坂本の町を歩くことにする。
天台宗・延暦寺の守護神でもある日吉大社に到着。
院政をはじめた白河上皇をもってしても思い通りにならないことが3つあったという(三不如意)。
それは「賀茂川の水」・「双六の賽」・「山法師」だ。
このうちの3番目「山法師」は延暦寺の僧兵のことをいう。
山法師は日吉大社の御輿を担いで朝廷に強訴を繰り返し、白河上皇を悩ませたのである。
そんな歴史のある日吉大社の本殿まで行きたかったのだが、
子どもたちはすでに神社・仏閣巡りアレルギーになっているので、
ここは鳥居の前で写真を撮っておしまいだ。

石積みの町坂本の町を歩きながら、
「1428年に起きた正長の土一揆の端緒となったのがここ近江坂本の馬借の一揆なのだよ」と
家族に講釈をたれるとカミさんと長男だけが私の蘊蓄を素直に聞いてくれる。
このままでは長女と次男は神社・仏閣アレルギーどころか、
歴史アレルギーになってしまうのではないかと心配だ。

というのも、カミさんが寺巡りが好きなものだから、
私がいない週末もカミさんは子どもたちを連れて
京都のあちこちのお寺さんを散策しているようなのだ。
京阪電鉄の坂本駅で電車に乗ると、なんとガンダムではないか。

でも・・・なんだ? ガンダムAGEって?

浜大津駅でガンダム電車に別れを告げ、浜大津アーカスにある「湖の駅」に入る。

地ビールで乾杯!
電車で来ていると、私もカミさんも飲めるからいいね☆

カミさんは近江牛うどん。

肉食系女子は、ここでも唐揚げ定食。

私は滋賀の食材を使ったシンプルな定食だ。
ご飯のお米が近江米ということで、おかわりが自由だ。
私も長女もあまりのお米のうまさにおかわりしてしまった。
(私はどこでもおかわりするが・・・)

長男はざるうどん、次男はおこさまカレーだから、写真は割愛(笑)
隣の物産コーナーには近江の地酒が並んでいたので、もちろんチェック。
買わなかったけどね。

さて、神社・仏閣アレルギーだろうが、歴史がキライになろうが、
ここまで来たのだから、もう1カ所どうしても行きたい寺がある。
園城寺(三井寺)だ。
ここは最澄の弟子円珍が開いたお寺だ。
山門が工事中で残念。。。

天智・天武・持統、三代の天皇の御産湯に用いられた霊泉があることから
御井の寺→三井寺とも呼ばれるようになったらしい。

また日本三名鐘にも数えられる「三井の晩鐘」。

「音の三井寺」とも言われるので、撞いてみる。

こちらの鐘は弁慶の引き摺り鐘。
承平年間に田原藤太秀郷が三上山のムカデ退治のお礼に
琵琶湖の龍神より頂いた鐘を三井寺に寄進したと伝えられている。
その後、山門との争いで弁慶が奪って比叡山へ引き摺り上げて撞いてみると
「イノー・イノー(関西弁で帰りたい)」と響いたので、
弁慶は「そんなに三井寺に帰りたいのか!」と怒って鐘を谷底へ投げ捨ててしまった
という鐘がこれなのだ。

三井寺の紅葉もまだ早かったようだ。

再び浜大津の港に戻り、琵琶湖のクルーズに出ることにする。
琵琶湖に来たのもはじめてなので、私が一番興奮している。
ミシガン号だ。

南湖って、白河の南湖じゃもちろんない(笑)
60分のサンセットクルーズだ。

出航する前からバーでビールをゲット!

湖上で飲むビールは美味い!!

記事を書き疲れてきた。
きれいな景色に言葉はいらないね。



あとで実家に帰って琵琶湖でミシガンクルーズに乗った話をしたら
「あら、私たちも乗ったわよ」だと。
5年前くらいに両親もミシガンクルーズしてたんだって。
ビックリ!
今年は暖冬で色づきがどこも遅いようで、まだ京都の紅葉のピークには早そうだ。
それでも少しでも標高が高いところにいけばいいのではと、
比叡山に登ることにした。
電車で比叡山に行くには、京都側から行くルートと、滋賀側から行くルートがあるが、
滋賀側からのルートを選択。
山科から比叡山坂本駅まで湖西線の新快速を利用するとわずか2駅・9分の近さなのだ。
そこからバスでケーブル坂本駅へ。
全長2025mの日本一長いケーブルカーで延暦寺を目指すのだ。

ケーブル延暦寺駅の前から望む琵琶湖の眺め。
ワンダホー!

このケーブル延暦寺駅は開業当初の昭和2年のままだそうで、
国の登録有形文化財にも指定されている。(麓のケーブル坂本駅も)

天台宗の開祖最澄が開いた比叡山延暦寺。
前から来たかったんだよなぁ。
法然も親鸞も日蓮も栄西も道元も、
鎌倉新仏教を立ち上げる開祖はみな若き日にこの延暦寺で修業しているのだ。
おぉぉぉぉ、ここが根本中堂か。


早速、お茶屋で休憩。
甘酒とくず餅だ。

国宝殿まではいったが、西塔や横川の方までは足を伸ばせないので、
すぐにケーブルカーで下山。
ターンアウトと呼ばれる、上りと下りがすれ違う地点では、
ついついかつて鉄道ファンだった血が騒ぐ。

下山し、少し坂本の町を歩くことにする。
天台宗・延暦寺の守護神でもある日吉大社に到着。
院政をはじめた白河上皇をもってしても思い通りにならないことが3つあったという(三不如意)。
それは「賀茂川の水」・「双六の賽」・「山法師」だ。
このうちの3番目「山法師」は延暦寺の僧兵のことをいう。
山法師は日吉大社の御輿を担いで朝廷に強訴を繰り返し、白河上皇を悩ませたのである。
そんな歴史のある日吉大社の本殿まで行きたかったのだが、
子どもたちはすでに神社・仏閣巡りアレルギーになっているので、
ここは鳥居の前で写真を撮っておしまいだ。

石積みの町坂本の町を歩きながら、
「1428年に起きた正長の土一揆の端緒となったのがここ近江坂本の馬借の一揆なのだよ」と
家族に講釈をたれるとカミさんと長男だけが私の蘊蓄を素直に聞いてくれる。
このままでは長女と次男は神社・仏閣アレルギーどころか、
歴史アレルギーになってしまうのではないかと心配だ。

というのも、カミさんが寺巡りが好きなものだから、
私がいない週末もカミさんは子どもたちを連れて
京都のあちこちのお寺さんを散策しているようなのだ。
京阪電鉄の坂本駅で電車に乗ると、なんとガンダムではないか。

でも・・・なんだ? ガンダムAGEって?

浜大津駅でガンダム電車に別れを告げ、浜大津アーカスにある「湖の駅」に入る。

地ビールで乾杯!
電車で来ていると、私もカミさんも飲めるからいいね☆

カミさんは近江牛うどん。

肉食系女子は、ここでも唐揚げ定食。

私は滋賀の食材を使ったシンプルな定食だ。
ご飯のお米が近江米ということで、おかわりが自由だ。
私も長女もあまりのお米のうまさにおかわりしてしまった。
(私はどこでもおかわりするが・・・)

長男はざるうどん、次男はおこさまカレーだから、写真は割愛(笑)
隣の物産コーナーには近江の地酒が並んでいたので、もちろんチェック。
買わなかったけどね。

さて、神社・仏閣アレルギーだろうが、歴史がキライになろうが、
ここまで来たのだから、もう1カ所どうしても行きたい寺がある。
園城寺(三井寺)だ。
ここは最澄の弟子円珍が開いたお寺だ。
山門が工事中で残念。。。

天智・天武・持統、三代の天皇の御産湯に用いられた霊泉があることから
御井の寺→三井寺とも呼ばれるようになったらしい。

また日本三名鐘にも数えられる「三井の晩鐘」。

「音の三井寺」とも言われるので、撞いてみる。

こちらの鐘は弁慶の引き摺り鐘。
承平年間に田原藤太秀郷が三上山のムカデ退治のお礼に
琵琶湖の龍神より頂いた鐘を三井寺に寄進したと伝えられている。
その後、山門との争いで弁慶が奪って比叡山へ引き摺り上げて撞いてみると
「イノー・イノー(関西弁で帰りたい)」と響いたので、
弁慶は「そんなに三井寺に帰りたいのか!」と怒って鐘を谷底へ投げ捨ててしまった
という鐘がこれなのだ。

三井寺の紅葉もまだ早かったようだ。

再び浜大津の港に戻り、琵琶湖のクルーズに出ることにする。
琵琶湖に来たのもはじめてなので、私が一番興奮している。
ミシガン号だ。

南湖って、白河の南湖じゃもちろんない(笑)
60分のサンセットクルーズだ。

出航する前からバーでビールをゲット!

湖上で飲むビールは美味い!!

記事を書き疲れてきた。
きれいな景色に言葉はいらないね。



あとで実家に帰って琵琶湖でミシガンクルーズに乗った話をしたら
「あら、私たちも乗ったわよ」だと。
5年前くらいに両親もミシガンクルーズしてたんだって。
ビックリ!